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宮城県知事浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』 |
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2001.12.15
「史郎を眠らせ、史郎の屋根に雪降りつむ」。 本来は、１ヶ月に１度の一時間半コースで、子ども病院建設予定地まで走るはずだった。朝、「寝過ぎたかな」と思って時計を見たら、なんと６時４０分。外に出てみたら、見事に雪が降り積んでいるではないか。したがって、今朝のジョギングは中止。寝坊の言い訳ができた。罪の意識を感じないですむ。 いつもより遅めの朝風呂。その前の「儀式」としての体重測定でびっくりしてしまった。体重が着実に増えている。これではいけない。しっかり走らなければ。 「史郎を眠らせ、史郎の腹に肉降りつむ」。 その子ども病院であるが、建設がいよいよ始まる。工事の安全祈願祭が、建設予定地で行なわれた。雪の降り積む中での祈願祭だが、さすがに建設の専門家である。立派なテントができていて、雪にもびくともしないし、寒さも防いでいる。 それはともかく、いよいよ建設が始まる。入札が１回延期されたので、平成１５年１０月開設予定が少し延びるかもしれない。平成１５年１２月１日は愛子内親王の２歳の誕生日。ＪＲ仙山線愛子駅からほど近い子ども病院の開設は、そのころまでにはできることと思う。 午後は、ワールドカップについてのシンポジウムにパネラーとして参加してきた。朝日新聞社がワールドカップの公式スポンサーだが、今日のシンポジウムは読売新聞社の主催。パネラーは、ベガルタ仙台の清水監督とスポーツライターの増島みどりさん。司会が、地元宮城テレビの竹鼻純アナウンサー。あまり堅苦しくないシンポジウムなので、私も気軽に発言していたら、隣で増島さんが笑い転げていた。 2001.12.14
朝、６時半、皇居一周に向けて走り始めた時の気温は９度。仙台の最高気温よりもよほど高い。これだけ暖かければ楽である。記録は狙わずに淡々と走った結果は、２７分１４秒。ここのところ２回の「記録狙い走」より３分近く遅い。やはり、このぐらいのゆっくりペースで走るのが正解である。 東京で一仕事終えて仙台へ。新幹線の車窓から富士山の姿が見えた。富士山大好き人間からすれば、この時期の富士山の姿は素晴らしいの一語である。 戻ってきた県庁では、いろいろ仕事が待ち受けていた。夜は、歳末恒例の特別警戒取締視察。雪の降る中、仙台市内の繁華街を県警本部長や防犯関係の方々と一緒に歩き、最後は国分町交番で警察官の方々を督励して終わる。６時ごろであるので、時間帯としては繁華街のにぎわいはまだまだである。警察や防犯関係の方々のご苦労は、もっと遅い時間である。関係者のご苦労を偲びながら視察を終えた。 そして今日は、再開の「シローと夢トーク」の収録日であった。なつかしい「ラジオ３」のスタジオ。９ヶ月ぶりである。生でないのがちょっと物足りないが、それでも自分とすれば快調にＤＪを務めた。初めての試みであるが、機械の操作を全部自分で行なった。しゃべりながら曲をかける、コマーシャルを入れるというのは、結構大変ではあるが、無事にこなすことができた。エルヴィスの曲だけかける、世にも珍しい番組である。数は少なくとも、この番組を楽しんで下さる方のためにも、なんとか続けたい。 2001.12.13
朝、生島ヒロシの「おはよう一直線」を聴きながらグズグズしていた。５時４５分にスパッと離床できないのは、朝が暗いせい、寒いせいもある。スタート時間が遅れたので、今朝も４Ｋしか走れなかった。 朝から東京へ。ローマ在住の彫刻家武藤順九さんの個展が銀座和光で開催されているので、ちょっとだけ顔を出した。宮城県とローマ県の姉妹県関係締結に至るまで、彼には大変な尽力をいただいた。また、わが仙台二高の後輩でもある。大理石をくりぬいて、素晴らしい曲線の作品を削り出す。「どうやって大理石を曲げるんですか」と言われて苦笑したと順九さん。芸術家である以上に肉体労働者だと奥様。 午後からは、皇室関係への御礼のために東宮職、秋篠宮家、宮殿、宮内庁と訪問した。国体と全国障害者スポーツ大会においでいただいたことに対する御礼である。東宮では、愛子さまにお会いできるはずもないので、せめては、心の中だけで健やかなご成長をお祈りさせていただいた。秋篠宮家では、殿下と紀子さまにお会いして、夏の国体の思い出話をすることができた。 夕方は、厚生労働省で第４回社会保障審議会に出席。部会のほうは全く出席できなかったが、審議会は今日で３回目の出席だから、結構出席率はいいほうである。国全体の社会保障の行方がどうなっているのかを知るためにも、大事な機会ではある。４時から６時までみっちりと審議が続いた。まじめな審議会である。 夜は、東京事務所の会議室で、中央省庁の若手官僚との勉強会。今年から始めて、今回で５回目になる。知事選挙後初めてということもあり、私のほうから選挙に関しての話をした。経済産業省の室長から、ＩＴ人材の育成の話をしてもらった。 2001.12.12
今日の予算特別委員会の答弁打ち合わせのために、朝の出勤が早い。ということもあって、今日のジョギングは３Ｋで終わり。「北風吹き抜く寒い朝」（吉永小百合の「寒い朝」から）なのに、走っていても寒さは全く感じない。マイナス４度ぐらいまでなら大丈夫という、自信のようなものを持ってしまった。体重のほうは、なかなか減らない。 県議会は、今日の予算特別委員会で、私の出番は一応終了。遊佐雅宣議員の６０分にわたる質問は、あらかじめの通告もないぶっつけ本番で、議員自身の見識をボンボンぶつける中身の濃いものだった。こういう質疑だと、議員も執行部も、お互いに鍛えられる。他の議員の質問も、よく考えられたものだった。宮城県議会の議論のレベルは、かなり高いということを改めて認識するような今日の委員会だった。 2001.12.11
朝、起きようかどうしようか、寝ぼけながら考えているうちに、結局目覚めたのが５時５５分。なんとなく、走るタイミングを逸してしまった。妻は、「疲れてるんだから、休めば」と言ってくれる。妻としては、ほんとはあまり走らせたくないんだなと思いながらも、お言葉に従ってしまう。 県議会は、今日が一般質問の最終日。１７人目の質問者である佐々木議員への答弁が終わった時には、さすがにほっとした。明日も予算特別委員会があるので、もうひとふんばり。心を引き締めて最後までがんばろう。 夜は、今日も早く帰宅できたので、ＢＳのエルヴィス特集を最初から見ることができた。今日のは特に良かった。私の好きな初期の頃のエルヴィス。デビュー当時の「出世ものがたり」をとても感動的に伝える素晴らしい出来のドキュメントである。今までに何度も見た映像もあったが、初めて見るとっておき映像もあり、感激である。 これまでエルヴィスのファンでなかった人が見ても、感動してエルヴィスファンになるのではないだろうか。それにしても、画面から流れるエルヴィスの歌は胸が震えるほどに素敵だ。２０世紀最大のエンターテイナー、アメリカだけでなく、世界の文化を変えた存在というナレーションに、「そうだ、そうだ」と声を出して賛同する私であった。 2001.12.10
走ろうとして外に出たら、路面にうっすらと雪が乗っている。この冬初めての様子である。寒さは感じない。起きるのがちょっとだけ遅れたこともあり、今朝の走りは４Ｋだけ。 県議会のほうは、今日が一般質問３日目。４人の質問者、それぞれ工夫を凝らした熱弁で、なかなか面白い。この前の知事選に関する話題を冒頭に振る人が多い。「敵は投票率」なんて考えてもいなかったので、そんなこと私自身が言うはずもない。ところが、ある新聞にそう書かれたこともあり、「敵は投票率」と私が言ったことを前提にしての質問もあった。「投票率は候補者の努力ではどうにもならない」というようなことを答えさせてもらった。 夜は、伊澤平一さんの在仙台フランス名誉領事就任記念パーティーに出席。そのあと、加藤紘一衆議院議員のパーティーへ。厚生省での私の４年先輩の阿部正俊参議院議員もご出席であった。両者ともに、隣の山形県選出ということもあり、山形県関係の方の出席が多かった。 帰宅して、ＢＳ２でエルヴィス特集を見た。今夜から４夜連続だが、今日しか見られないと思い、熱心にテレビにかじりついていた。来年始めから、地元のコミュニティＦＭ局でのエルヴィスに関するオタク番組、「シローと夢トーク」を９ヶ月ぶりに再開する予定。またまた、エルヴィス熱がぶり返している。 2001.12.9
温泉宿で朝を迎えた。夜中に雪が降った。朝は地吹雪である。これではさすがに走れない。昨夜は露天風呂に入らなかったので、朝の露天風呂を楽しんだ。地吹雪が風呂の中にまで入りこむが、それがまたいい。身体は温まるが、顔は涼しいという露天風呂の醍醐味は冬に限る。 昼からは、県の民主党大会への出席、議会答弁の打ち合わせと、また日常に戻った。温泉も、２泊ぐらいしないと、「のんびりした」という気にならない。これは同行の妻の弁。
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