宮城県知事浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』

ジョギング日記 12月第5週   

2002.12.31(火)

 今年最後の日記である。

  今年最後の走りをした。今日も恐る恐るであった。昨日の走りで、左足に痛みを感じ、途中で止まらざるを得ないほどであったから。今朝は、走っていて痛みを感じたら、たとえ数十メートル地点でも、そこから引き返すという方針で臨んだ。ゆっくりペースで5K走ったが、痛みは感じなかった。大事をとって、そこから引き返したので、2002年最後の走りは10K。12月の走行距離は、129K。2002年の総計では、2186K。2千`突破は今年が初めて。走り始めて16年目の快挙である。

  走っている途中で、ゴミ袋を破って、何羽かのカラスが食べ物をつついている場面に遭遇した。大型のカラスのまがまがしい姿に鼻白む思いがしたが、今年最後の日、カラスも忘年会だと考え直せば、そう腹も立たない。

  この日記用に、和服姿での写真を撮った。出来のほうはともかく、新年を迎えるのにふさわしい。たまに和服もいいものだが、履き慣れていない下駄なので、足の指が鼻緒に通らなくて往生した。こんなふうにして、2002年が暮れていく。


2002.12.30(月)

 恐る恐る走ってみた。寒過ぎないか、路面が凍っていないか、筋肉が衰えていないか。寒さは全く感じなかった。路面は、4ヶ所ほどで凍っているところがあったが、そこだけ気をつければ、どうっていうことない。筋肉の衰えは、あったと言えばあった。最後の1Kは、いったん止まって、ストレッチをしてから走り始めるほどであったから。

 久し振りに長い距離を走った。子ども病院建設現場までの往復18K。当初は、せいぜい10Kぐらい走るつもりでスタートしたのだが、もっと走れそうだったので足を延ばしてしまった。このところの懸案であった、左足の調子が、もうひとつ。多分、筋肉の鍛え方が足らないせいだろう。

 休みなので、時間がある。ふだんできないような仕事上の懸案について、考えをめぐらせていた。パソコンの前に坐って、それをペーパーにしたりしているうちに昼間の時間が過ぎてしまう。

  夜は、久し振りに、家族で食事をしに外出した。一人で住んでいる母も誘っての食事である。こういう機会も、めったにない。やはり、休みというのは、いいものだ。


2002.12.29(日)

 SMCにでかけた。しばらくぶりの走りである。仲間と走り出したら、雪が激しくなってきた。無理はしたくなかったので、途中で離脱。たった3Kの走りになってしまったが、それでも気分はいい。明日は、路面に気をつけながら、もうちょっと長く走ってみたい。

 テレビの報道番組に、北川正恭三重県知事が出演していた。3期目の知事を目指さないという宣言をして以来、中央政界復帰かと話題になっている。私としては、違う形での日本改造を考えているという本人の言葉を信じている。ともあれ、今日も、「地方から日本を変える」という熱き想いを語っていた。テレビ朝日の「サンデープロジェクト」では、増田岩手県知事、木村和歌山県知事、片山鳥取県知事とともに出演して、特に地方分権について幅広く議論が展開されていた。こういった「知事連合」のようなものが、注目を集めるのは、いいことである。新しい年には、国民全体を巻き込んだ議論が、さらに活発に展開されることを望んでいる。  


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