宮城県知事浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』

ジョギング日記 4月第2週    
2003.4.12(土)

 今朝は走らなくてもいいやと思っていた。ところが、念のため体重をチェックしたら、走らないと、今年の最高体重を大幅に超えることが判明。汗をかいて、体重を減らすことだけを目的に走ることにした。だから、予定より少しばかり多めの12キロ。走後の計量では、無事おさまるところにおさまっていた。些細なことにこだわっているようだが、こういうことも、健康ランナーにとっては、大事なところではある。

 走っていて、仙台市議会議員候補の選挙カーとすれ違う。朝早い時間なので、選挙カーは手を振るだけ。こちらからも、振り返してやった。そう言えば、選挙活動は今日でおしまい。各候補者も、最後のお願いで必死である。

 私のほうは、比較的のんびりの一日。こういう日は、気が緩んでしまって、原稿書きはかえってできない。夜は、テレビの前で阪神タイガースの応援。その気持ちが伝わったか、昨夜のように巨人に大逆転を許すこともなく、9対2で快勝。今日こそは、ゆっくりと寝られる。知事選挙をはじめ、候補者は今晩はゆっくり寝られるのだろうか。ゆっくり寝られた候補者が、勝つのではないだろうか。神奈川、三重、私としても、結果が気になる。


2003.4.11(金)

 あまり走る気力がわかなかったが、軽く4キロ走った。体重増が気にかかるので、走らざるを得ない。走ってみれば、気分は爽快。ただし、左足の太股裏の筋肉と腰に若干の違和感がある。本番で痛みにまで進まなければいいのだが・・・。

 夜は、巨人・阪神戦をテレビ観戦していた。9回まで7対1で阪神リード。いい気分で寝られるなと思ったら、なんと9回裏に6点返されて延長へ。結局は、がちがちの勝ちゲームが8対8で引き分けという結果になった。こんなこともあるんだ。


2003.4.10(木)

 朝、走る前に計量する。体重計に乗ってみてびっくりしたのだが、このままでは今年の最高体重を更新しそうである。ということで、今朝は、8`走った。いくらかでも体重を減らそうという算段。その甲斐あってか、なんとか更新は免れた。どうも、今年はまずい。昨年同期に比べると、2キロぐらい多い体重でつばきマラソンを走ることになりそうである。

 この日記を「愛読」している方々にとっては、一体どうしたのだろうと思われたことだろう。日記をホームページにアップする担当の者が、しばらく留守をしていた。今回、こうやってまとめてアップである。ご容赦を。

 日記だけでなく、私のメルマガを愛読している方々から、メールでの投稿がこのところ相次いでいる。イラク戦争、県警の犯罪捜査報償費に関しての私のコメントへのコメントである。基本的に「がんばって」というご意見なので、勇気づけられること大である。ありがとうございました。


2003.4.9(水)

 朝の気温が高い。そういった中での走りなので、汗のかき方が違う。走り終わって、ストレッチをすると、顔の前に汗がポタポタと落ちてくる。春の到来をこんなことからも実感する今日この頃である。

 イラク戦争も、バグダッドがあっけなく陥落して、フセイン政権が崩壊。終結が近い。始めてしまったのだから、あとは一日も早く、被害を最小限にして終わって欲しいと願っていたので、そういう意味ではよかった。しかし、アメリカの圧倒的軍事力を目の前にすると、ひとつの国の政権転換などいとも簡単なものだと思えてしまう。そのことが、また、別な恐さにつながるのだが・・・。

 こんな戦争がある中で、東京では号外が舞い飛んだ。ニューヨーク・ヤンキース(ほんとは、「ヤンキ―ズ」なんだろうが)の松井秀喜選手が、満塁ホームランを打ったことを伝える号外である。それはそれでめでたいことだが、号外が出されるほどかなと首をひねる。日本は、あくまでも平和の真っ只中にいることを実感する瞬間ではある。

 夜は、久し振りに、ラジオ3のスタジオに入って、「シローと夢トーク」に生出演。こういうことができるのも、平和だから。エルヴィス・プレスリーの曲をかけながら、DJもどきをする。至福の時間と言うべきものである。


2003.4.8(火)

 体調が悪いわけではない、雨降りでもない、なんとなく気力が充実しなかったので、今朝の走りは中止にしたのだが、なんとなく罪の意識を覚える。そんなふうに思うのも、つばきマラソンを目の前にしているからかもしれない。

 朝一番の仕事は、富谷町の公務研修所に赴いて、県庁の新任職員に講話をすること。10年間、一度も欠かしたことのない仕事である。彼等にとっては、県庁生活の出発点として、印象深いことであるし、しっかりした心構えで仕事に臨んでもらいたいという思いが、私のほうにはある。だから、私としても、誠心誠意訴えることになる。


2003.4.7(月)

 朝の最低気温が7℃以上、今年の最高らしい。だから、6K走ったあとは、汗がしたたり落ちる。走る季節としてはベスト。つばきマラソンで快走したいと思ってトレーニングしているのだが、月間走行距離が100キロ少ないし、体重は一年前より1キロ以上重い。

 仕事のほうは、いつもの月曜日の如く、三役会、庁議、そして定例記者会見。それ以外は、年度始めということもあって、赴任のご挨拶ぐらいのもので、日程的には、とても余裕がある。

 統一地方選の知事選挙の状況が気になる。今日の各紙では、独自の調査結果を報道していた。私が応援している知事候補は、軒並み苦戦。それぞれ、とてもいい知事になる要素が十分と思うだけに、このままいったら残念な結果になる。


2003.4.6(日)

 昨日の雨は今日に持ち越していない。今日からSMCの集合時間は、6時半集合に早まった。源吾茶屋の前の桜のつぼみがふくらんでいる。来週の今頃は、花見客でにぎわっているだろう。青空がのぞく4月の空の下を、60人の仲間と一緒に走った。身体が重い。登り坂がつらい。こんなことでは、2週間後のつばきマラソンは、あまり期待できないなと思いながらも、こうやって元気で走れる幸せを感じていた。

 昼は、仙台グリーン・ライオンズ・クラブの20周年記念式典で挨拶。「今年は、ライオンズというより、タイガースだと思います」と言ったが、通じただろうか。わが阪神タイガース、今年はなかなか負けない。活躍する予感がする。いつも春先はそう思うのだが・・・。

 時間があったので、横山秀夫の短編集を読んだ。「陰の季節」と「動機」。どちらも、警察の管理部門を主役にしている。なかなか読ませる書き手である。以前に、直木賞候補作の「半落ち」を読んだ時は、それほど感心しなかったのだが、この短編はいい。警察の内部の様子が生き生きと描かれていて、実に興味深い。


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