宮城県知事浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』

2003.10.31（金）

　なかなか風邪が治らないうちに、１０月が過ぎてしまった。熱も出ないし、身体がつらくはない。ただ、喉の調子がよくない。それなのに、喉を使うことばかりやっているので、完治しないのかもしれない。おかげで、２１日からジョギングはずっとお休み。走り方を忘れてしまうほど。結局、１０月の走行距離は、２０日までの分で、１０３�`。これでも、久し振りに３けたに到達したことになる。

　前日の出来事になるが、東京で「健康長寿のまちシンポジウム」での基調講演、政策研究大学院大学の「地域政策フォーラム」での講演と、続けて二つこなした。後者は、地方自治体の職員が学生である。聴いているほうの熱意が伝わってくるので、こちらも力が入る。

　今日は、講演を聴く側に回った。県庁の産業経済分管理特別研修に、慶應大学の榊原英資教授をお招きし、講演をお願いした。日本の再生は地方からということで、勇気と示唆をいただいた。

　８時半の出勤から退庁まで、ずーっと日程に追いまくられるようにして１日が終わった感じ。すべて庁舎内で仕事は終わったが、次から次へと日程が入って、頭の切り替えも容易ではない。風邪気味なことはあまり関係ないが、１日が終わってほっとした思い。

　その１日の終わりが、阪神タイガースの日本一ならずの一戦であった。仕方がない。昨日予想した如く、いいことがそんなに続くはずがない。去り行く星野監督には残念至極であろうが、これも運命である。阪神ファンは、こういった運命甘受は慣れている。

　ＳＵＩＣＡというＪＲのカードの渡り初めのイベントが仙台駅で。プロ・ゴルファーに転向した宮里藍さんとご一緒。ＳＵＩＣＡはすぐれものである。カードを取り出さずにかざすだけで改札を通過できる。乗り越し精算も自動的にできるし、来年からはキオスクでの買い物ができる電子マネーの役割も持つ。首都圏以外では仙台圏が初めてというのも、うれしい。

　夕方は、ぶどう社の市毛研一郎さんと会食。私の最初の著書を出版した会社の代表である。来月、２冊同時出版という計画で、今日はその最終打ち合わせ。

　日本シリーズは、阪神が完敗。いやな予感がするが、ここまで来ただけでも幸せと考えるべきだろう。これ以上は、おまけ。

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