浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』

ジョギング日記 2月第4週&5週            

2006.2.28(火)

 昨夜の睡眠も十分、体調も戻った、朝の時間もたっぷり、天気も良好、旅先東京での久しぶりの走り、こうなったら長い距離を走るしかない。以前に一回試みた赤坂見付から不忍池へのコース。手がかじかむほどの寒い朝であったが、走るのにはむしろ最適である。快調に往復16キロ。これで2月の月間走行距離はやっと74キロ。ここ数年の月間最低記録である。前半は雪、後半は風邪にたたられた結果である。

 午前中、岩波書店の馬場公彦さんと著書についての打ち合わせ。原稿直しもあと数日で完了予定。一応順調に進んでいる。肝心のタイトルが決まらないが、なんとかなるだろう。原稿直しに割ける時間がみつからないのが悩みではある。

 午後からは、厚生労働省での勉強会に出席。「罪を犯し、罪を犯すおそれのある障害者の処遇に関する勉強会」というのが、正式名称になりそうである。今までの行政施策の谷間にある問題ではあるが、切実な問題である。田島良昭氏が座長を務めている。久しぶりに会ったが、相変わらず意気軒昂。こちらも元気をもらった。


2006.2.27(月)

 前日遅かったので、体調を考えて無理をせず、今朝は走らないことにした。昨日、雨にもかかわらず走っておいてよかった。

 京都から新幹線で東京へ。パソコンを開いて原稿を書いているうちに東京に着いてしまったという感じである。3時から日本フィランソロピー協会主催の定例セミナーでの講演。「福祉立国への挑戦」という仰々しいタイトルで1時間半プラス30分の質疑。久しぶりにみっちり福祉の話をした。1時間半は十分な時間ではあるのに、言いたいことがたくさんあって、ついつい早口でまくしたてることになってしまった。

 民主党が「偽メール事件」で揺れている。まちがったら、早く的確に「ごめんなさい」を言って出直すというのが鉄則という気がするのだが、なかなかそうはいっていない。75日経てば世の中も忘れてくれるかもしれないが、このけじめのつけ方はこの後の民主党のあり方を決定づけると思う。


2006.2.26(日)

 天気予報では雨だったが、朝の様子は大したこともないようだったので、二条城前の全日空ホテルを7時過ぎに出発。小降りだったのが、だんだん本降りになってきた。それでも、大好きな京都を走るのをやめるわけにいかない。堀川通りを北へ、下立売通りを西へ、西大路を北へという、さらに上立売通りを西へ、そしてきぬかけの道に出てそこを立命館大学まで。古い町並みの道を走りながら、「文化だ、文化だ、京都の町がこういうのを残しておいてくれてありがとう、これからも保存し続けてねお願い」と心の中で唱えながら雨の中を走っていた。そして、夜のKBS京都テレビの「どうする京都21」の番組の中で、この「」の部分を再現した。

 昼は大雨模様の中、妙心寺をじっくり見て回った。そして夜はテレビ出演。北九州市の末吉市長をお迎えして、文化という観点から北九州市の成功に京都が何を学ぶかというのが、今日の番組のコンセプトであった。久しぶりに、番組司会のばんばひろふみさん、番組仕切りの長谷川和子さん、辛口コメントの堀場雅夫さんにお会いして、楽しいひとときであった。


2006.2.25(土)

 昼から、上野の池之端文化センターで東京宮城県人会の講演。上野駅で降りるのは実に久しぶりである。プラットホームから地上に出るために、エスカレーターを何回も乗り継いでいくのにはいささか辟易した。

 講演を終えて、新幹線で京都へ。KBS京都テレビへの出演は明日なのだが、冬の京都を見るということで一日早く到着。花見小路で妻と京料理を楽しむ。


2006.2.24(金)

 大阪で4キロ、東京で5キロと距離を増やしてきて、今朝は仙台で6キロのいつものコース。「いつものコース」というように定着してきたのが、片平の自宅から大橋交番の坂を下って大橋を渡り、国際センター裏の遊歩道を経て仙台二高、澱橋を渡って尚絅の坂を上り八幡町をエンドーまで。これで3キロ。復路は、国道48号線コースで大学病院、木町通小学校のところから晩翆通りに入って、北3、北2、北1を経て定禅寺通り、広瀬通り、青葉通りを渡って自宅ゴール。これで体調も完全に戻ったことが確認できた。

 走り出す前に、トリノオリンピックの女子フィギュア荒川静香選手の演技を生中継で見た。「これなら金か銀」と確認して走り出し、戻ってきて「金」であることを知った。宮城県出身というだけではないが、その快挙に大感激である。大舞台に平常心で臨み、結果は出すのは精神力というよりも、日ごろの練習で積み上げた自信のなせる業であろう。おめでとう。

 午前中は東北大学で、午後からは県社協で執務。県議会の質問が始まったようだが、そういうのと無縁の生活になってしまった。夜は、「花くらぶ」主催の講演会で1時間半の講演。知事時代の8つの決断、容易だったのから困難だったのまで、逆難易度順に語ってみた。こういうやり方も、結構面白いかもしれないと、やってみて気がついた。


2006.2.23(木)

 品川パシフィックホテルでの朝。第一京浜国道を横浜方面に走って、山手通りから海岸通りへ。初めてのコースということもあり、新鮮な気持ちで楽しく走ることができた。昨朝より1キロ増やして5キロ。元の調子にほぼ戻った気がする。

 昼からは甲府で講演。甲府は足を踏み入れるのは初めての気がするが、考えてみたら47の県庁所在地で最後に残ったのがここだった。話をしたらすぐにスーパーあずさに乗って新宿に引き返すというのは、味気ないのだが仕方がない。曇り空のため、大好きな富士山を間近で見られなかったのも心残り。


2006.2.22(水)

 大阪の朝。7時過ぎから、恐る恐るという感じで走ってみた。中4日の登板である。御堂筋を南へ少しだけ。全部で4キロ程度であったが、筋力が落ちている感じがする。走っても、具合が悪くならないのは、ありがたかった。

 仙台に戻って、県民会館での「2006いきいきシニア春一番の集い」で主催者としてご挨拶。その後は客席で、仙台フィルの弦楽四重奏、永六輔さんの講演を聴かせてもらった。永さんの話がとびきり面白い。語り口、話の持っていき方、内容も素晴らしい。笑い転げているうちに時間が過ぎた。かかりつけの医者を持つ、そろばんを復活させる、戦争体験を語る、シニア世代に期待することとして、こんなことがお願いされた。舞台の袖で、ちょっとだけ永さんとお話する機会を持てた。

 夕方は東京の都道府県会館で前岐阜県知事の梶原拓さんを激励する会に出席。300人近い方々がご出席で、大変な盛り上がりようである。改めて梶原さんの人脈の広さに感心させられた。


2006.2.21(火)

 昼から大阪へ。1時間半の講演であるが、関西の中堅・中小企業の二世後継者・幹部社員が対象ということしか知らされていない。どういう話題と切り口が興味を呼ぶのかがわからないので、不安である。50人ほどと少人数ということもあってか、反応がおとなしい。同じ話をしても、話し易い場と、不安が一杯という場がある。今日は後者のほう。

 毎月1,2回のこういった勉強会をしているという熱心な会である。今年の講演予定者には、西田憲正東横イン社長の名前もあったが、どうやらそれはキャンセルらしい。私の話の中では、企業による社会貢献の対極にあるものとして、東横インのケースを引用しているので、西田社長の名前を見てドキッとしてしまった。

 メールの真贋が話題になっているが、企業の真贋、人間の真贋も見分けるのは、なかなかむずかしいということである。


2006.2.20(月)

 体調はほぼ戻ったが、ここであせってはならず。今朝も自重のとき。私の自重も高値安定。

 一日中、県社協で執務。会長室に、長野県に管理職公募で出向いていた佐藤崇弘さんが訪問。長野県庁での部長職の任期切れを待たずに退職して宮城県に戻ってきた。20代の若さで、誰にもできないような経験ができたことは素晴らしい。今度は、ITなどを駆使して、障害者などに在宅就労も含むさまざまな形態で仕事ができるシステム提供する会社を経営するとのこと。大いに期待したい。

 民主党が提起した「堀江メール」の真贋をめぐっての国会での攻防。私にも大体図式は見える。攻めるには、乾坤一擲の気迫だけでなく、周到な準備が絶対に必要であるのに・・・・。注意がこの問題に集中して、「四点セット」とか呼ばれた問題が雲散してしまうことを恐れる。


2006.2.19(日)

 昨日の段階から、琵琶湖周辺の走りはあきらめていたし、そもそも最初からジョギング用品は持ってくることもしなかった。「アメニティ・フォーラム」の案内には「2月19日6:00浅野史郎と走ろう。先着1500人様。終了後記念撮影」と書かれている。昨日のセッションで「あれは中止」とお断りはしていた。体調のことを考えれば、「残念」という気持ちは薄い。おかげもあって、今朝の目覚めは快調。腹具合もなんともないし、熱もない。つまりは、全快回復ということ。基礎体力の強さとひたすら回復に努めた節制のなせるわざであろう。

 大津から京都経由東京へ。飯田橋レインボービルにて団塊党の集まりへ。「同世代間のたすけあい運動で日本を変える――団塊世代!いまこそ出番だ!」というタイトル。呼びかけ人が菅直人民主党衆議院議員など。寺島実郎氏が問題提起を行い、私の出番はその後のパネリストとしてである。熱気あふれる面白い会になった。これがどう発展していくのかはわからないが、これからも何らかの形で関わっていこうとは思わせる会である。  


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