浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』

ジョギング日記 4月第1&第2週            

2006.4.8(土)

 昨日書くのを忘れたが、楽天イーグルスがロッテ相手に13対0で快勝した。一場投手が初の完封勝ち。今期2勝目。テレビにかじりついて観戦していたので、感激もひとしおである。今朝は、その勝ちっぷりを新聞とテレビで確認。スポーツ新聞も、バスの中で3紙読んでしまった。スポーツは楽天に任せて、今朝の走りはなし。

 「バスの中で」というのは、ロケバスのことである。「とうほく食文化応援団」のロケで、13人のスタッフとともに釜石へ。雨模様で寒いと思っていたら、なんと釜石近くになったら雪がかなり激しく降ってきた。この日はずっと雪模様。泊まりは宮古の浄土ヶ浜パークホテル。以前にも一度泊まったことがある。海水の露天風呂に入り、いつもどおりの打ち合わせをして早めに就寝。


2006.4.7(金)

 肌寒い天気の中、坂道訓練も含めて7キロ走。道々うぐいすの声は聞くが、桜の開花の兆候は見えない。

 午前中東北大学で執務の後、午後から県社協へ。夕方は、仙台市内の某企業の研修講師を務める。先日は、佐賀県庁での幹部職員への研修講師を務めたばかりである。公務員と民間の違いはあれど、仕事を通じての自己実現ということは同様である。組織の論理と個人の倫理が一致することの重要性も同様である。そんなことを1時間話した。

 講演している間に、民主党の代表選挙が実施されて、小沢一郎さんが大差で菅直人さんを破って代表に就任が決まった。小沢さんの並々ならぬ決意は感じられる。民主党は変わるだろう。しかも、いい方向に変わるだろう。そうならなければ、今後の日本の政治状況は真っ暗である。そのことについては、民主党関係者以外も含めて、意見一致ではないだろうか。


2006.4.6(木)

 佐賀のホテル・ニューオータニで目覚めた朝。昨夜の就寝は遅かったが、どうしても走りたかった想いが勝って、5時過ぎには目覚め、5時半から北川秘書と一緒に走り出した。ホテルから高速道路の佐賀大和インター方面を目指すコースは、昨日のうちに決めていた。走りは快調なのだが、腹具合が快調でない。24分地点で折り返した後は、ますます調子が悪化して、危機感を覚える状態になったので、コンビニのローソンに駆け込み窮地を脱した。15年ほど前に、佐賀・福岡県境を走った時に、大川市の古賀政男記念館のトイレに駆け込んだ話を昨夜北川秘書に紹介したのだが、その再来となった。「先に行ってくれ」と行かせたはずの北川秘書に追いついてしまったが、実は、彼もセブンイレブンに駆け込んだとのこと。ホテルに戻り着いて、時間があったので、私一人で佐賀城のお濠の周りをさらに15分ほど走った。桜並木もあり、素晴らしいコース。それも、これも、忘れられない佐賀での走りになった。

 佐賀県庁で7時45分から8時45分まで講演。古川知事以下県庁の三役も含めて、百人近い幹部職員が集まっているところで、「知事業とは」、「公務員に期待されるもの」ということをバタバタという感じでしゃべりまくった。結構なプレッシャーだったが、聞いている人たちの反応がいいので何とか話し終えることができた。

 戻ってきた仙台は、北風ビュービューの寒さであった。民主党の代表が選挙で選ばれるという。そのことはいいことであるが、党としての危機的状況を、これで乗り越えることができるかどうか。これからが大事である。


2006.4.5(水)

 朝、眠さが抜けない。走るのをやめたが、外は幸いにして雨。この天気だと、走らなかったことへの罪悪感ももったいない感もない。昨日の暖かさとは打って変わって、小雨そぼ降る寒さの朝である。これが春先の天気である。桜はまだ咲かない。

 午前中、県社協で執務をして、午後から佐賀へ。桜が終わりを迎える陽気が迎えてくれた。古川康知事に幹部職員研修での講師を頼まれていた。他県の職員への研修講師は初めてである。「何ごとにも、初めてはあるもの」ということに意義を見出して、お引き受けすることにした。研修は明朝であり、今日は佐賀県自慢のものをたっぷり見せていただいた。 I-Forestというコールセンターなどが入居するビルは、完全なユニバーサル・デザインでできている。できたばかりで未使用なので、細かい心配りがされている女性用トイレも見せてもらった。地元産の材料もふんだんに使われており、保育園も併設である。

 佐賀城にある博物館がなかなかのものであった。教育委員会の山崎さんの丁寧な説明を受けながら見たせいもあるが、展示の内容が充実しているのに感銘を受けた。入場料が無料ということにも驚いたが、「感銘を受けた分だけお入れください」という募金箱には千円入れてきた。

 その後のお食事会がまた楽しいものであった。居酒屋のようなところを、結局は貸し切って、佐賀自慢のお料理と焼酎を存分に味わった。古川知事のざっくばらんなお人柄もあって、集まってくるメンバーが実に愉快である。おかげで、佐賀の印象はまことにいいものになった。


2006.4.4(火)

 走らない理由というのは、結構いろいろあるものだが、今朝のそれはなんだったのだろう。なんとなく気力充実せずというところか。天気は上々だったので、ちょっとだけ罪の意識ともったいない感とを味わった。

 一日中、県社協で執務。人事異動の季節ということもあり、いろいろな方がご挨拶にいらっしゃる。それぞれ新しい仕事を得て、新たな活躍が始まる。日本の4月はそういう季節である。  楽天は今日も勝てない。野村監督の我慢、ファンの我慢がいつまで続くか。私とすれば、何敗しようとも、応援はし続ける。いつかそれが報われる時が来るだろう。


2006.4.3(月)

 新年度の始まりは、日本のたいがいの組織に属する者にとっては、正月元旦と同じである。人事異動で新しい部署に就く人もいるし、宮城県庁では多くの新入庁者が辞令を受け取っている。心躍る一日であり、少しばかりの不安も心にある。わが県社協でも、辞令交付式があり、25名の職員に新たな仕事の場に就いてもらうことになった。新生県社協にとっての2年目のスタートでもある。新たな気持ちでがんばりたい。

 そんな新年度スタートの想いを胸にしながら、今朝のランニングは東北大学工学部を目指す坂道コースにした。二週間後のつばきマラソンはアップダウンが厳しいコースであり、そのための筋力を鍛えるという目的もあってのコース選びである。こういうのは泥縄であって、決して効果があるとは言えないのだが、それなりの安心にはなる。

 私が案内役を務める仙台放送のミニ番組「とうほく食文化応援団」が昨夜から始まった。毎週日曜日の21:55ごろから。コマーシャルを入れて5分間と理解していたのだが、実際は全部で2分ちょっとという超ミニ番組であった。「あれがコマーシャルで、本編がその後にあるのかと思った」という感想も寄せられた。「スローフードにしては、ずいぶんせっかちなしゃべり方と内容だ」と言う人もあった。小粒でもピリリと辛い番組として見てもらいたいというのが、当事者の願いではある。


2006.4.2(日)

 SMCの集合時間は、4月から30分繰り上がって6時半となる。本当は3月からその時間でもいいのだが、なかなか方針変更にならない。ともあれ、6時半に源吾茶屋前に集合。桜のつぼみがふくらんでいるから、来週あたりは花見客でにぎわうだろう。広瀬川べりの柳も芽吹いている。春の息吹を感じながら、10人ほどの集団でゆったりペースで走るのは心浮き立つものである。

 なにも公式日程の入っていない日曜日。1時からの楽天対ソフトバンク戦に妻とでかけた。一昨日の今期初勝利の美酒よ今一度と期待しての観戦だったが、2対0のリードも5回まで。後は出る投手がことごとく打ち込まれるいつものパターンで、終わってみれば2対8の完敗。5回までいい夢を見せてくれたことを喜ぶべきものだろう。今日は9回裏の最終バッターまできっちり見届けて家路についた。

 民主党の代表選びが話題になっている。話題になることが大事。自民党の次期総裁選びが「麻垣康三」とか言われて、話題になっているのを指をくわえて見ていることはない。だからこそ、密室での話し合いで決めることは、民主党にとってこの時期大きなマイナスになる。偽メール問題のマイナスを転換するチャンスにしなければならない。


2006.4.1(土)

 4月になった。走りについて言えば、3月後半はなんのかんので十分な結果を残せなかった。走行距離がノルマのようになってはいけないと自分を戒めつつも、月間走行距離159キロは結構な成績ではある。

 慶応大学での仕事が今月から始まるが、新任教員に対するオリエンテーションが、藤沢キャンパスで今日あった。集まったのは、私を含めて7人ほど。懇切丁寧な説明が2時間もあった。11日が最初の講義の日なのだが、これだけ説明されても、まだ何となく不安が残る。何ごとも、初めてということはあるものであり、その初めてのことに直面すると、それなりの恍惚と不安がある。

 今朝の新聞報道で知ったのだが、宮城県の公立高校の一律共学化を言い出したのは知事としての私であり、それは教育委員会の独立性を侵すようなことであるとの主張が、仙台二高の同窓会によってなされているとのこと。事実は、教育委員会の一律共学化の提案に、「一律共学化までしなくともいいのではないですか」と私が反論を試みたが、教育委員会の反論に説得力と論理性があったので、教育委員会の提案を知事としても受け入れたということである。当事者としてその場にいた私自身が言うのだから、まちがいない。どうして「浅野史郎知事の思いつきによる共学化の方針に教育委員会が追随した」というストーリーになるのか、不思議なことであり、同時に不快でもある。


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