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ジョギング日記 9月第5週分                

2006.9.27(水)

 慶應大学SFCで、「地方分権と福祉政策」の秋学期の第一回目の授業。先学期からの引き続きで、継続履修の学生が6名、新規履修が3名の9名が参加。前回が11名だから2名減。多彩な豪華ゲストがやってくる素晴らしい授業なのに、これだけの履修者ではもったいない。1時間目に出るのは、「よっぽどの」学生と言われているらしいが、この授業はがんばって朝早く来るだけの価値がある。自画自賛と言われようとも、売り込みたい気持ちである。

 授業を終えて、午後から尼崎市へ。新横浜駅から新大阪駅に向かう新幹線の中で、新聞記者からの電話があり、「佐藤福島県知事、辞意を表明」のニュースを知った。それについてのコメントをということなのだが、なかなかコメントしにくい。談合への罪悪感が薄いこと、側近―取り巻きが仕切り役、汚れ役を演じるか、嫌われ役を演じるかが、談合を断ち切るわかれ目、結局は選挙のあり方の反映。こういったことをコメントしたような気がする。最近言い出した「モンダの人々」、つまり、「選挙とはこういうもんだ」、「建設業の競争なんて、こういうもんだ」、「知事業とはこうやってやるもんだ」ということを、非専門家に訳知り顔に語る人たちの言葉を、どの程度真に受けるかということにも関連する。

 尼崎では、「地方分権フォーラム 改革は地方から」ということで、30分の講演とパネルディスカッション。後者は、冨野暉一郎元逗子市長がコーディネーターで、白井文尼崎市長と私がパネラーを務める場面であった。お二人とは初対面なのだが、話の波長は合ったような気がする。市民の方がたが350人も参加する熱気に驚いてしまった。


2006.9.26(火)

 今日から、慶應大学SFCの秋学期の授業が始まる。こういう日は、なんとしても走ることにしている。身を引き締める、前向き発想になるための手段として、走ることは絶大な効果を発揮することを、経験上知っているからである。時間的制約から、4キロだけだが、涼しい空気を切って走る爽快感とともに、やる気が全身にみなぎってくる。

 仙台から新幹線、東海道線、横浜市営地下鉄、神奈川中央バスを乗り継いで、3時間半後にSFCに到着。ご無沙汰していた事務室メンバーにお声がけをして、たまった沢山の郵便物を抱えて研究室へ。

 13時からの「地方自治」の授業として割り当てられたのが、ε22という定員72人の教室。春学期の最初の授業も同じだったが、この教室には入りきれない学生があふれていた。SAの蒋華、峯岸両君の助けを得て、レジュメ、シラバス、参考資料を配ったところに事務室の担当者が現れて、600人収容のθ(シータ)に移動を指示された。雨降りなので、傘を差しての移動である。授業開始は25分遅れて、13:25になってしまった。出席カードの提出ベースだと、今日の出席者は228人。次回は少し減るだろうが、結構な人数である。カードに書かれた学生のコメントをすべて読んでいるうちに、いやが上にもやる気が湧いてくる。

 安倍新内閣が発足。顔ぶれをざっと見て、予想どおりのところもあるし、おやっと思うところもある。昨日も書いたが、悲喜交々。「何で俺が、私が入らないのか」と悲憤慷慨している人もいるのだろうなと思いつつ、名簿を眺めていた。

 慶應大学SFCでの授業を終えて、「地域創造ネットワークジャパン」の打ち合わせ、NHK教育テレビ「視点論点」の録画撮り。「安倍政権の地方自治政策について」といった内容だった。放送日は10月4日の夜である。


2006.9.25(月)

 朝は、疲れ気味なので走るのやめた。万里子が「お父さん、今朝は走らないの。どうして」と聞いてきた。家族には、私が走ることが日常、休むと「なぜ」と言われるぐらいには受け止められていることを確認した場面であった。

 宮城県社会福祉協議会で月曜日恒例のスタッフ・ミーティング。その後、ずっと執務。安倍内閣が明日発足ということで、今日は自民党三役の人事が決まった。両中川氏が幹事長と政調会長。丹羽氏が総務会長で、二階氏が国会対策委員長。大体予想の範囲内だが、指名を期待していた人から見れば、「なんで俺でないのか」という気持ちだろう。悲喜交々。

 悲喜交々ということで言えば、プロ野球の高校生ドラフト会議。一番の注目選手であった駒大苫小牧の田中投手の交渉権を楽天イーグルスが引き当てた。それを受けて、田中投手が前向きの対応をしているのがうれしい。弱体楽天にとっては、少なくとも、話題性だけでも貴重な存在になるだろう。来季が楽しみである。野村監督には、大事に育てて欲しいと願うのみである。 。


2006.9.24(日)

 絵に描いたような秋空、秋の気配。短パン・短シャツでは寒さを感じるほどに気温も低い。SMCのメンバーの中には、手袋をしている人も。季節は確実に移っていく。昨日の朝日新聞「BE」の「スキッ」に私と何人かのメンバーが走っている写真が掲載されたことが、ラジオ体操の始まる前に、ひとしきり話題になった。今朝も、そのメンバーと一緒に5.7キロを走ったが、走り終えて異口同音に「気持ちいい」。こんな素晴らしい気候の中で、こんな素晴らしいコースをみんなと一緒に只で走れる幸せは、何度でも口に出てしまう。

 11時から、東松島市で開催の「とっておきの音楽祭」で光子と一緒にメッセージ。去年の第一回は光子だけが出席。今回の第二回には、知事ではなく宮城県社会福祉協議会会長としてのご挨拶。6箇所で60グループ以上が参加しての音楽祭になったのは、素晴らしいことである。市民の手作りの祭りになっているのがうれしい。

 夕方からは、日本テレビの「バンキシャ」出演のため上京。このためだけの上京で、番組出演を終えて仙台に戻る。往復ともグリーン車は満員で、普通車での移動であった。


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