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ジョギング日記  12月第4週分               

2006.12.23(土)

 大阪で、朝8時から、読売テレビの「ウエークアップ」に出演。舛添要一さん、江川詔子さんとご一緒。江川さんとは、18日(月)に畠山重篤さんの「牡蠣礼讃」の出版パーティーでお目にかかったばかりだった。話題がノロウイルスに及んだときには、二人で牡蠣が原因ではないということを強調した。

 夕方は、銀座で「朝ズバ」の忘年会。スタッフ、出演者合わせて200人近い参加者。みのもんたさんはご夫妻でおいでになっていた。みのさんのテンションは、こういう場面ではずっと上がりっ放し。私は今年の後半から出演者に名を連ねることになった新参者なので、小さくなっているつもりだったが、雰囲気に乗せられて、それなりに楽しくやらせてもらった。


2006.12.22(金)

 冬至。朝、疲れが残っているような気がして、走りを自粛した。走っても良かったかなという想いと半々。

 午後から、宮城県社会福祉協議会の理事会。今までは、会長である私が議長を務めていたが、これでは会長の見解が披露されないということで、今回から議長は他の理事が務めることになった。議論はいろいろあったが、二時間で終了。

 政府の税制調査会の本間正明会長が辞任。最近、講演をお聴きした。高い見識のある方だっただけに、残念な気がする。簡単に言えば、この時期に「脇が甘かった」ということになるのだろう。税制調査会会長の重要さを考えれば、脇が甘かっただけでは済まない。安倍政権にとってどれだけの減点になるかどうかわからないが、自民党においては、すべてが参議院選挙への影響ということで判断されているかのようなところが、少し不可解。いや、不可解ではない、わかりやす過ぎる。


2006.12.21(木)

 中部国際空港隣接のセントレアホテルで目覚めた朝。空港がある人工島の先っぽ目指して走り、海まで出て海を見ながらしばらく走る。逆走して、もう一つの先っぽを目指す。走り始めは真っ暗だったのが、だんだん明るくなっていく冬の走りの醍醐味である。ここで走るのは2回目。季節が違うと味わいも違う。

 中部国際空港から徳島空港へ。プロペラ機も味わいがある。揺れもあまりなく、55分で到着。徳島新聞・滴翠クラブの12月例会で、地元企業経営者など会員100人の方々に「地方を変える 日本を変える」で講演。時節柄、どうしても知事逮捕をはじめとする自治体不祥事についての話に触れざるを得ない。

 講演後すぐに東京経由で仙台に戻る。仙台市立木町通小学校6年2組の同級生有志での忘年会に、少し遅れて参加。会場は、メンバーの遠藤美さんがやっている国分町のお店。当時から仲のいい我々同級生だったが、来年還暦を迎えるメンバーは、50年経っても仲良しは変わらない。


2006.12.20(水)

 厳しい日程だったので、今朝の走りは自粛。

 宮城県社会福祉協議会の監査への対応。監査を受けるのは、人生初めてのような気がする。非常に骨太の実質的な監査をしていただいたという感想である。監査を受けてありがたいというのは、奇妙なことではあるが、本心である。  


2006.12.19(火)

 火曜日の定番、TBSの「朝ズバ」出演で朝がとんでもなく早い。走れる日程ではない。かくして、週に一回、絶対に走れない日ができている。今月も走行距離は増えない。増えるのは、体重だけである。

 慶應大学SFCでの今年の最終授業。一応、ほっとする。授業を終えてすぐに浜松町の「地域創造ネットワークジャパン」の新事務所での第一回理事会に向う。都心まで1時間半かかるSFCの立地が苦になる瞬間である。理事会が結構長引いて、仙台に帰る最終の新幹線の時間が気になった。帰宅はほぼ12時。長い一日であった。


2006.12.18(月)

 昨晩の寒さで怯えて、今朝の走りは見送ったのだが、実際にはそれほどの寒さではなかった。これで体調の維持ができたのだから、今朝の見送りは適切な判断と思いたい。

 宮城県社会福祉協議会で執務の後、東京山の上ホテルでの畠山重篤さんの出版記念パーティーに出席のため上京。「牡蠣礼讃」(文春文庫)の出版であるが、私は「中央公論」の書評欄でこの本を取り上げた原稿を既に書き上げている。だからということもないが、堂々とパーティーに出られる。挨拶を頼まれたが、その際にもこのことに触れていた。素晴らしい文章家であり、優秀な海の漁師である畠山さんは、宮城県の宝である。

 


2006.12.17(日)

 朝7時、SMCの集合、源吾茶屋前。この時期にしては、気温が高い。ホノルルマラソンを完走してきた岡本幸治さんの話をうらやましく聞きながらの6キロラン。汗が出る陽気である。

 仕事が何も入っていない日曜日。自宅で、原稿書き、大学授業準備、年賀状用意など、やることは多い。夕方、思い立って妻と光のページェントを見がてらの食事にでかけた。お店の中からだが、7時と8時の「ウインク」を見ることができた。食事の後、定禅寺通りの中央分離帯を歩きながら、光のトンネルの醍醐味を体感。気温が下がってきて、こちらのほうの体感温度も低下。いいかげんなところで、切り上げて帰宅。

 「スタメン」に石原慎太郎東京都知事が出演していた。海外出張費問題、四男の「公私混同」問題に石原知事が答えるという内容だった。議論が噛み合わない。そもそも、こういった形で議論するような性格のものなのかどうか。

 


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