浅野史郎WEBサイト『夢らいん』

2007.10.20（土）

　仙台の家で、起きるのが遅くなってしまったが、きっちり８キロ走った。上り坂のあるタイムトライアルコース。１１分５１秒はなかなかのタイムである。今シーズン初めて、ウインドブレーカー着用での走りだった。

　家でのんびり過ごして、夜はお食事会。久しぶりに楽しい仲間と楽しい時間を過ごした。

2007.10.19（金）

　ＴＢＳテレビ「朝ズバ」に出演。ボクシングの亀田一家問題では、大樹選手が内藤選手の自宅を訪れて謝罪したというニュースを取り上げていた。タイトルマッチ中継を独占しておこなったテレビ局として、彼らを持ち上げるだけ持ち上げてきた。このことがどういう結果をもたらしたかについては、世の中の批判に対して答えていかなければならない。今回の経緯をしっかり総括して、反省すべきはきっちり反省するということにしないと、これからの展望が開けない。これは、亀田家だけでなく、ＴＢＳにもそのままあてはまることである。木原光知子さんの急逝のニュースも伝えられた。先月１８日にこの番組に出演した時の様子が繰り返しビデオで流された。木原さんは、「朝ズバ」のコメンテーターとして、私の隣にお坐りになったことが３，４回あるので、私としてもショックである。くも膜下出血は、突然に命を落とすことにつながること、私と同年齢であること、こういったことのショックもある。

　番組終了後、新潟県妙高市での「第８回介護保険推進全国サミットｉｎみょうこう」で特別講演をするために、長野新幹線の長野駅から、信越線で新井駅までの小さな旅へ。信越線の直江津行きは各駅停車である。新幹線か飛行機での移動が多いのだが、ローカル線での移動は、日常性から離れる感じになる。前座１３分プラス１時間半の講演を終えて、ほとんどすぐに会場の妙高市文化ホールを後にした。一晩泊まって、温泉にでもつかるという日程にならなかったのが残念である。

2007.10.18（木）

　ＴＢＳラジオ「おはよう一直線」に出演。５時半からの出番だが、横浜の家を４：４０に出て、５：１５にはスタジオ入り。番組が始まれば、勝手知ったる生島ヒロシさんとの関係である。なんの打ち合わせもなく、どんどん話題がふくらんでいく。やはり、ラジオはいい。

　午後からは、読売テレビの「ミヤネヤ」出演。３時間の長丁場。ボクシングの亀田一家の問題と加古川市の７歳女児殺害事件でずいぶん時間をとった。コメントの機会も結構あった。

　クライマックスシリーズで日本ハムがロッテを破って、日本シリーズへの出場を決定した。レギュラーシーズンで優勝したチームだから、順当勝ちということである。３位だったチームが日本シリーズ出場もあり得るわけで、そこが面白いという人もいるだろうが、そうなったら、やはり首をかしげる部分も出てくる。まずは、ファイターズを支えた北海道の皆様おめでとう。

2007.10.17（水）

　今日走らないと、しばらく休んでしまうので、横浜の家から国道１号線方面に走りに出た。６キロでいいかなと思って始めたが、結局８キロ走ってしまった。

　ＳＦＣで「政策法務論」の授業。裁判員法を扱ったので、このことについての著書がある田中克人さんにゲストとしておいでいただいた。裁判員制度が、今の日本で本当に導入できるのか、大きな不安が残る。学生諸君も、自分なりに情報を咀嚼して、自分なりに考えてくれることだろう。

　夕方は、柏で講演。柏駅に降り立つのは４０年ぶりぐらいになる。すごい発展ぶりに驚いた。

2007.10.16（火）

　体力温存、走らなかった。体重が昨日より１キロ増えている。

　８：１５の仙台・東京ノンストップの新幹線でＳＦＣへ。１１時半少し前に研究室に滑り込める。１時から６時まで、「地方自治」、「地方分権と福祉政策」、「知事の権力と限界」３コマ連続である。福祉研究会には、ゲストスピーカーとして藤堂栄子さんがいらした。障害とは何かを深く考えさせられるお話で、学生も感じるところ大だったろう。　

2007.10.15（月）

　２週間ぶりで、仙台の自宅で目覚めた朝。急に涼しくなったせいもあるのだろう。なんとなく、ベッドから出たくないという気分だった。朝一番に出かけなければならない用事もある。しばらくぐずぐずした後、ｂｅｔｔｅｒ　ｔｈａｎ　ｎｏｔｈｉｎｇ　と思い直して、澱橋までの往復４キロを走った。気分爽快。広瀬川近辺の仙台の景色は、毎度ながら、とても美しい。都市的機能と自然との調和がほどよく取れている。ここで走れることの幸せを噛み締めている。走った後の計量では、今年の４月以来の少ない数値が出た。

　久しぶりに、何も予定のない日中をのんびりと過ごして、夜は「いろは会」。仙台いろは横丁の焼き鳥「鳥よし」に、私の知事時代の男女秘書が集まる。今晩は私も入れて１２人。定員１０名の鳥よしは大入り満員で、昔話に華が咲く。親方、栗ちゃん、そしてこのお店。再開発で取り壊しという話も出ているようだが、あと２０年は、店もメンバーもこのままであって欲しい。

　ボクシングの亀田一家にＪＢＣの処分が出た。大毅選手に１年間のボクサーライセンス停止、父の史郎トレーナーにセコンドライセンスの無期停止。これでも軽いのではないかという気がするが、一定のけじめだろう。この一家、これからどうするのだろう。マスコミやファンは、これからこの一家をどう見ていくのだろう。これも７５日経ったら、忘れられるのだろうか。こんな「事件」が起きるたびに、朝青龍問題はどんどん影が薄くなっていく。

2007.10.14（日）

　横浜での目覚めは、少し遅くなったが、新横浜方面に４キロでやめるつもりで走り出したが、結局は８キロ走った。走ってみれば、気持ちはいいし、涼しいせいで疲れが残らない。

　夕方、日本テレビの「バンキシャ」に出演。１時間の中に話題満載という感じで、コメントの時間は短い。「カゴダッシュ」なるコンビニ窃盗に怒りがこみ上げ、１５歳の出産の話題で感激、京都市職員のズル休みでは、「知事経験者」としては「公務員のやりがい」に言及し、黒川紀章さんの死去については言葉少なのコメント。こんな感じで久しぶりの出演を終えた。

　東京駅で急いで夕食を摂り、久しぶりに仙台に戻った。思ったほど涼しくはないが、世の中はすっかり秋の気配である。