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ジョギング日記  12月第4週分        

2007.12.22(土)

 読売テレビの「ウエークアップ」に出演。今日の話題も、フィブリノゲンによる薬害肝炎訴訟の政府回答についてから。他のコメンテーターの方々も、いろいろご意見をおっしゃり、いろいろな角度から論じられることになる。毎度ながら、辛坊さんの仕切りが上手である。内容をよく理解しての司会ぶりということが、出演していてもよくわかる。

 番組終了後、一緒に出演していた岩田公雄さんと和泉市へ。地方自治に関する集まりで、第一部で岩田さんとのトークショー、第二部で岩田さん司会のディスカッションで助言者役というのが、私の役割である。和泉市の自治体基本条例を策定するにあたっての、市民の方々の熱心な取り組みに感銘を受けた。

 昼の時間には、「さをりの森」を訪ねて、久しぶりに城みさをさんにお会いした。94歳になる。耳を少し遠いが、動きは機敏だし、元気そのもの。自ら織られたマフラーを頂戴してしまった。あのお年でも、あれほどの元気さという姿を見ると、自分もあと30年はがんばれるのだという気になってくる。


2007.12.21(金)

 TBSテレビ「朝ズバ」出演。薬害肝炎訴訟の政府回答で、被害者の「線引き」がなされたことについてコメントしたが、なかなかむずかしい。被害者の女性たちが、なぜ線引き撤廃にこだわるのか、その意味を考えることが大事。単純な法律論だけでは割り切れない。政治決断ということなら、いっそ、選挙での人気取りになるかどうか、そういう要素もあるだろうに。そんなことも、少し言わせてもらった。

 今年も、残すところ10日である。年末だからといって、急に忙しくなるということはないが、一年がもうすぐ終わるということを考えると、時の流れの速さに驚くことになる。


2007.12.20(木)

 読売テレビの「ミヤネ屋」出演のために、新幹線で新横浜から新大阪へ。新富士駅では、右側に8合目以下が雲に覆われた富士山が見えた。

 番組は、フィブリノゲンによるC型肝炎の薬害事件に対する政府の対応措置についてから始まった。原告側の主張する一律救済ではないとして、政府の和解案を拒否。政府側は、あくまでも法律上の責任の範囲にこだわっている。「対象外」という被害者救済にも踏み込んでいるようだが、原告の主張する一律救済にまでは踏み込めない。そこのギャップが埋められない。政府側の「理屈」もわかるが、原告側の気持ちもよくわかる。原告側というのは、肝炎を抱えた被害者である。体力もきつかろう。それでも一致団結してがんばる姿には、心を打たれる。  


2007.12.19(水)

 慶応大学SFC、今年最後の「政策法務論」の授業は、ゲストに衆議院法制局第四部長の茅野千江子さんを迎えた。国会での議員立法の現状と問題点を、豊富な実例を含めて解説していただいた。議員立法が盛んになってきたことに加えて、参議院での与野党逆転が野党提案の法案が増えていく。両院で、法案をどう調整していくのか。今日的課題への興味を掻き立てられたのは、学生だけではない。

 散弾銃を使っての殺人、警官が所持した拳銃で自殺、酔っ払い運転での死亡事故。目を覆いたくなる事件が多い。忘年会シーズン、正気を保ちつつ、一年の終わりを迎えなければならない。


2007.12.18(火)

 寒さが厳しいという天気予報だったが、横浜の家を出て走り始めてみれば、どうといった寒さではない。朝焼けの空を見ながら、国道一号線を走る。冬の走りの魅力を五感で受け止めつつ、今日も6キロ。体重はもう少し下げたいが、外での夜の飲食の機会が多いと、走って脂肪を燃やしても追いつかない。

 慶応大学SFCで、「地方自治論」と研究会が二つ。いずれも今年最後となる。研究会二つには、長崎から田島良昭氏が駆けつけて、ゲストスピーカーとして学生に大きな印象を残してくれた。


2007.12.17(月)

 北風は吹き抜けていないが、寒い朝。7時に仙台の家を出て走り始めたが、寒さは感じない。水溜りに氷が張っているのだから、気温はかなり低いのだろう。10分ほど走ったところで発汗が始まり、軍手をつけただけの手が、その頃からかじかんでくる。広瀬川の距離表示のあるところで計測してみたら、100メートルが34秒ほど、1キロが5分37秒だった。これぐらいが巡航速度というところか。キロ6分だと、もっと楽に走れる。

 午前中は、原稿書きと講演のレジュメ作成。毎月5日が締め切りの「新言語学序説」(「年金時代」連載)が、年末年始の関係で、今月20日に前倒し。締め切り遅れは恥と思い定めている身としては、今日あたり書いておかないと危ない。レジュメを作って講演をするのは、自分のスタイルではないのだが、主催者がそうしろというから作った。本番で、そのとおりにしゃべるかどうかは、その場になってみないとわからない。  午後から東京へ。雑誌の取材、新聞の取材。東京は、仙台に比べればよほど暖かい。


2007.12.16(日)

 前日、クラス会で夜遅かったが、朝はちゃんと定時に目覚める。今日で三週連続になるSFCへ。結構珍しいことである。走り始める頃から、みぞれのようなものが降ってくる。走ってしまえば、手がかじかむぐらいで、寒さは感じない。仲間といろいろしゃべりながらの走りであるが、しゃべる口がうまく回らないのは、寒さのせいではある。今日も、50人ぐらいは参加していただろうか。

 久しぶりに何もない休日であったが、大学関係の仕事をしたりして、結局は休めない。年賀状も準備しなければならないのに、それもできていない。


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