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ジョギング日記 1月第1週分      

2008.1.5(土)

 きるのが遅かったので、仙台の家からこども病院までの22キロ走は断念して、10キロだけ走った。途中、澱橋から牛越橋までの堤防コースで、1キロラップのチェック。行きも帰りも5分45秒だった。このぐらいのペースであれば、いくらでも走れそうな気がする。厚手の手袋がみつからず、今朝も軍手だけで走ったら、3キロぐらいから泣きたくなるほど手が冷たくなった。この冬初めて、寒さで耳も痛くなった。身体は熱くて困るほどなのに、手と耳の冷たさでは楽しくない。明日からはきっちり寒さ対策しよう。

 株式市場では、大幅安で今年が始まった。原油高で物価も上がるし、景気には水が差された状態。都市と地方との格差も広がる。国際情勢も不穏である。地球温暖化への対応は待ったなし。今年は、内外ともに、相当厳しい一年になりそうである。今年の漢字一字を「崩」と占ったが、加えて、「難」、「乱」、「困」、「差」といったことを今から予想してしまう。


2008.1.4(金)

 2008年の仕事始めは、TBSテレビの「朝ズバ」出演。金曜日担当のスタッフの人たちは、年末28日の番組終了後から、休むことなく、この日の準備に取り掛かっているはず。年末も正月もない。コメンテーターとして座っているだけの私とすれば、「仕事」始めというのも恥ずかしいぐらいである。番組では、アメリカ大統領選挙のアイオア州での党員集会の予想、箱根駅伝が大きな話題。日本の政治は、正月休み状態で、ほとんど話題にならず。本格的に動き出すのは、やはり週明けからだろう。

 番組を終えての帰路、高速道路から、目の前に大きな富士山の姿が見えた。今年初めての富士山の雄姿。これからも何度も見られるだろうが、まずは4日からはいいスタート。


2008.1.3(木)

 今年初めての走りは、仙台の家から東照宮までの4キロ。ジョギング姿のまま、お参り。そのまま引き返す8キロの走り。青空の見える穏やかな朝である。正月なので、車の数がとても少ない。人も少ない。手が冷たいのを我慢しながら、今年も元気で走れることに感謝、感謝である。

 もっとレベルの高い走りは、箱根駅伝。下馬評どおり、駒沢大学の優勝。昨日の順天堂大学に続いて、大東文化大学、東海大学のランナーが途中棄権の憂き目を見た。途中棄権の大学の中には、優勝候補もあり、走れなくなった選手の気持ちは察して余りある。残酷なものであるが、これも青春の思い出である。箱根駅伝に出て走れるだけでも、めちゃくちゃすごいことなのだから。

 正月ムードも今日まで。明日の早朝テレビに出演のため、東京に向かう。


2008.1.2(水)

 正月2日は、この十数年、仙台駅から塩釜神社への往復34キロお参り走りをする決まりだった。今年は、温泉での正月のために、できないでしまった。今頃、SMCの仲間30人ほどが走っているのだろうなと、ちょっぴり残念な気持ち。

 その代わり、箱根駅伝はスタート時からしっかり見ることができた。今年もいろいろドラマがあった。山梨学院大学モグスの区間新、早稲田の5区山登りの快走での往路優勝。そして、順天堂大学の5区ランナーの小野選手が、あと500メートルのところで立てず、走れずで棄権。見ていて、心が締め付けられる。


2008.1.1(火)

 2008年になった。干支のねずみは、私の年。今年の2月に満60歳になることを、いやでも意識してしまう。秋保温泉で迎える新年。朝風呂に入って、お雑煮を食べてはいつもと同じだが、他の宿泊客と一緒というのは、これまでなかったこと。毎年、SMCの仲間と大崎八幡神社まで初走りをするのも、今年はお休み。

 家族と一緒に、温泉でのんびりの元日。温泉に入るか、テレビを見ることぐらいしかやることがない。それが正月の正しい過ごし方なのだろうが、なんとなく暇をもてあましてしまう。テレビでは、実業団のニューイヤー駅伝を結構熱心に見てしまった。


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