2008.4.19(土)
7時過ぎに読売テレビ入り。8時からの「ウエークアップ」に出演。同席のコメンテーター陣は、竹中平蔵さん、猪瀬直樹さん、芦田多恵さん。後期高齢者医療制度、助産所の苦境と厚生労働省の施策が槍玉に上がり、厚生省出身の私にコメントが求められることが多かった。司会の辛坊さんの仕切りは、いつもながら、秀逸である。報道内容についての理解を深い。感心しているうちに、番組が終わってしまった。
午後からは、大東市市民会館で、山本和儀さんを偲ぶ会に出席。地域リハビリテーションに情熱を傾け、統合教育を推進した実践の人であった。昨年の9月に鹿児島で「福祉の真髄」という仰々しいタイトルで対談したのが、山本さんとの最後であった。この時も、感極まって対談の途中で泣いてしまう山本さんだった。その実績と人柄を慕う数百人の人が全国から集まった。その前で50分の講演をさせられたが、遺影の前での講演は初めての機会であった。
2008.4.18(金)
5時にTBS入りして、「朝ズバ」出演。先週は、マスターズゴルフ中継でお休みだったから、二週間ぶりである。名古屋高裁でのイラクへの航空自衛隊派遣を違憲とする判決、後期高齢者医療制度、橋下大阪府知事と府下の市町村長との補助金カットをめぐる対立などでコメントが回ってきた。前半部分でしゃべり過ぎたので、番組後半では比較的おとなしくしていた。
名古屋高裁での違憲判決に対して、福田首相など政府幹部は、「裁判では国が勝ったのだから、方針変更の必要なし」とさらっと言っているが、これはとんでもないこと。最高裁ではない高裁段階とはいえ、現在の航空自衛隊のイラクへの派遣業務が憲法第9条違反だと明確な見解を示していることの政治的な意味は重大である。当然ながら、野党は国会の場で政府を追及するだろうが、その際には、こういう理由で憲法違反ではないということを必死に、まじめに説明しなければならない。「必死に、まじめに」というところが大事である。いい加減の反対語として使っている。
陸上自衛隊をサマワから撤収することに気を取られてしまって、それと引き換えのようにして実施された航空自衛隊のイラクへの派遣へは、国民の関心はほとんど向けられなかった。あの時も、私は、「今度の航空自衛隊の派遣は人道支援が目的だったサマワへの派遣とは意味合いが大きく違って、違憲の恐れあり」と考えていたのだが、そのことが、やっとここに来て問題提起されたということになる。国民も、この問題について、まじめに考えるべき時期だと強く思う。
2008.4.17(木)
TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」に出演のため、横浜の家を4:40に出る。世の中は、この時間で、既にうっすらと明るくなっている。ラジオ大好き人間が、生島さん相手に好き放題しゃべる。楽しいものである。トピックは、政治問題中心に極めてまじめ、まともなものであるが、テレビと違って、構えないで話せるのがうれしい。しゃべる時間がたっぷりあるのも楽しい。
いったん家に戻って朝飯を摂って、大阪へ。読売テレビ「ミヤネ屋」出演。トップニュースが差し替えられて、「橋下大阪府知事が市町村相手の交渉の場で泣いた」を扱うことになった。当然ながら、私がコメントを求められる。ここは泣く場面でない、「金がないから、わかってくれ」では済まない、府庁内の改革が先だということで、橋下知事に厳しいコメントになった。その後のニュースで、水都大阪のイベント見直しが扱われたときには、橋下知事の見直し指示はもっともだと思ったので、ここでは拍手を送った。別に、それでバランスを取ったわけではないが。
横浜の家に戻ったら、「ミヤネ屋」でのコメントを見ていた他局の番組の方が、同じトピックでのコメント映像を求めてやってきた。最近、わが家の応接間が即席スタジオのように使われることが多い。
雨中の試合で、楽天が11対2でロッテに快勝。岩隈投手が8回自責点0で、防御率0.46でダルビッシュを抜いた。本当に楽天が勝って、ロード9連敗を免れたのか。4位ながら、一位と2.5ゲーム差なのか、ついでに、同じく連敗脱出した巨人は首位と7ゲームも差があるのか、この辺を確認するために、明日の新聞をきっちりチェックしよう。
2008.4.16(水)
SFCに行く前の朝に、6キロ走る。身体が重く感じる。6キロの走りがきつく感じるのは、なぜだろう。
SFCは第2時限の1コマだけ。未来構想ワークショップというむずかしい授業である。一年生を主たる対象として、自分たちがいかに知識がないか、経験がないか、能力がないか、こういったことを実感させて、その後のSFCでの勉学への意欲を引き出すというのが、この授業の趣旨と私は理解している。道路特定財源と新銀行東京というISSUEを取り上げて、それに関わる対象にどう迫っていくかということが課題なのだが、数ヶ月前まで高校生をやっていた諸君には、荷が重いらしい。どうこれを打開するか。挑戦的で面白い。
慶応大学の三田キャンパスに移動して、慶応大学出身で市議会議員をしている方々20人ほどを前にしての勉強会で講演。来秋の地方自治の授業には、このうちの何人かの方にはゲストとしてやってきてもらうことになる。それにしても、地方議会は混迷の中である。そもそも、自分たちの任務、役割がどういったものなのかがわかっていない。もっと存在感を示すために、何かが必要である。私としても、一石を投じたいという想いがある。
2008.4.15(火)
いい天気の朝、6キロ走ってから、SFCへ。新学年の始まりの雰囲気は大好きである。気候がいい。桜が咲き、その他の花や木が芽吹き、新しい生命が爆発する。神奈川県藤沢市のSFCの緑一杯のキャンパスがとても気に入っている。授業は、先週が第一回目で、今週が実質的な授業の始まりのようなもので、教えるこちらも張り切ってしまう。研究会もキャパシティ一杯の学生が参集して、熱気ムンムンである。いいな、4月は。
福祉の研究会では、ゲストにヤマト福祉財団の押尾恵美子さんを迎えて、メール便の配達という仕事を得て、生き生きと働く障害者の姿を活写していただいた。学生たちも、それなりの感銘を受けたようである。
2008.4.14(月)
朝からちょびちょび雨模様。そのことを窓から確認して寝ていた。今日は新聞休刊日。昨日の楽天の快勝を伝える新聞が読めない。楽天が負けた日の翌日は、それだけで、新聞を読む気がなくなってしまうが、勝ったのに読めないのは残念。ということで、新横浜の駅でスポーツ新聞を買った。
新横浜駅から名古屋駅経由で岐阜へ。名古屋から快速で20分かからない。県庁所在地同士がこんなに近いことを改めて認識した。岐阜グランドホテルで、地元の十六銀行主催の講演会。400人以上の方が聴きに来られているのは、予想していなかった。多ければ多いほど、こちらとしては話し甲斐があるというものである。
2008.4.13(日)
何週間ぶりだろうか。仙台で目覚めた日曜日の朝。6:30源吾茶屋前集合で、SMCに参加。集合場所付近に、仙台市営地下鉄の駅ができる予定で、工事中。桜の木が何本もあって、人気の花見スポットだったのだが、その桜も数本残すのみ。今朝は、1組だけ花見していた。考えてみれば、こんな朝早く花見しているのも珍しい。昨日とうってかわって、気温が低い中をなつかしいメンバーと走り出した。途中、5,6人のメンバーと一緒にコースをはずれて、三居沢の水力発電所近くの桜を見に行った。この辺は少し気温が低いせいか、桜は三分咲き程度。今度SMCで走れるのはいつになるだろうかと思いつつ、走り終えた。
午後から横浜に戻った。仙台の家からの引越し荷物が届いている。これで、名実ともに、横浜への引越しの完了である。インターネットの動画配信で楽天対オリックス戦を見ていたら、打線好調で12対6で楽天の快勝。これでホーム負けなしの8連勝。勝率5割で一位西武と1.5ゲーム差の4位。チーム打率は一位。最近の日記は、ジョギングと楽天のことしか書いていないような気がする。
以前のジョギング日記はこちらから
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