2008.5.10(土)
何も日程の入っていない土曜日だから、長い距離を走るのに最適な朝である。5時半に起きて外に出てみたら、前夜の天気予報どおり、小雨模様。なんとなくほっとして、「今日は中止」と判断した。ほっとしたのは、走るのは、今日あたりは少し休みたいなという気分だったから。
雨がしとしとという感じで降る肌寒い日。千葉で開催予定の楽天対ロッテ戦も、雨で中止。昨夜の11点取って勝った試合の余韻が残っている。あの楽天が現在のパリーグで2位というのが、信じられない。選手の年俸でいったら、巨人の半分以下だし、補強もほとんどしなかったチームが2位。巨人が勝率5割に達していないのは、ああいった補強をした報いだから驚かない。
ミャンマーのサイクロン被害は大変なものである。私もなんらかの支援をしようと思っているのだが、軍事政権が外国の支援が入ってくるのを拒んでいるというのが、なんともひどい。被災住民の映像を見れば、とんでもない災害というのがわかるだけに、政府の対応は理解できない。被災者にとっては、天災の上に、政治による災害を受けているようなものであろう。
2008.5.9(金)
TBSテレビ「朝ズバ」出演のため、5時TBS入り。その時間から、女性アナウンサーたちがあわただしく動き回っている。「朝ズバ」開始より15分早く、その名も「早ズバ」が始まるからである。この15分は、岡安弥生さんが取り仕切って、竹内香苗さん、岡村仁美さんのニュース、高畑百合子さんのスポーツ、根本美緒さんの天気予報が次々と入る。若手女性だけのコーナーで、彼女たちにとっても、試練であろう。ばたばたしながらも、がんばっている姿は頼もしい。番組では、 胡錦濤国家主席の早稲田大学での講演の話題があり、そこで、10年前に江沢民国家主席が仙台を訪れた時の映像がちょっとだけ出た。10年前の私の映像も出たのだが、やはり10年分若かった。
番組を終えて、川崎市議会の公明党議員の方々に講演。少人数だし、講演ということもないが、むしろ、私から市議会への期待を話させてもらった。先月、慶応大学出身の地方議会議員の方々にお話したことがご縁で、その中の一人である川崎市議会議員の方からお声がかかって実現したものである。
愛知県で、京都府舞鶴市で、女子高校生が何者かに殺されるという事件が続いた。悲惨な事件である。ご遺族のお気持ちを思うと、とてもつらい。何としても、犯人を早くつかまえなければならない。同じ年頃の子どもを持つ親の心配は、尽きないだろう。同種の犯罪を防ぐ意味で、地域で見守る態勢が必要である。
2008.5.8(木)
6:35発で、日曜日に走ってコースの三ツ沢上町方面へ。往復で6キロ。走る前は、なんとなく気が進まず、半分、義務のような感じなのだが、走っていると気持ちがいいし、走り終われば、なにがしかの達成感とともに、幸福感がみなぎる。朝風呂に身を沈めている時のいい気分は、何ものにも代え難い。月間走行距離は、150キロが目標であるが、今年になって到達したのは、3月の181キロのみ。体力的にも、日程的にも、この辺が限界という気がするのだが、東国原宮崎県知事の先月の走行距離が230キロで、目標は毎月300キロというのを知ると、驚いてしまう。月間200キロというのは、普通に仕事している市民ランナーにとっては、かなりきつい数字であるのに、普通以上の多忙生活をしている東国原知事が230キロというのは、自分の経験に照らせば、驚嘆に値する。彼に張り合うつもりは、まったくない。酒に対する想いと同じように、「少し愛して、長―く愛して」がランニングにも当てはまるのではないか。
木曜日の定番、大阪の読売テレビの「ミヤネ屋」出演のため、新横浜と新大阪を往復。新幹線の中での時間が長い。それなりの時間の使い方をしないと、もったいないのだが、のんびりモードになることが多い。往きの新幹線では、富士山側の席であった。新富士駅付近から見る富士山は、五月の空を背景に、裾野のほうは薄ぼんやりと、頂上付近だけがぼやっと浮かんでいる。冬の間の富士山が、凛として立っているのとは、だいぶ違った感じである。2月の富士山も好きだが、五月のふんわり富士山も捨てがたい。
「ミヤネ屋」は、殺人事件など、明るくない話題も多かった。私がコメントしたのは、船場吉兆でのお料理使い回し、橋下大阪府知事と職員組合との給与削減をめぐる交渉ぐらいだった。
2008.5.7(水)
朝から陽射しが強い。少し疲れ気味なので、4キロだけ走った。キロ6分ペースでも、きついぐらい。どうも、筋肉に乳酸がたまっているという感じが抜けない。
慶応大学SFCの授業へ。真夏のような陽射しだが、湿度は格段に低いので、過ごしやすい。2時限の授業一コマだけ。それを終えてから、何人かの学生諸君と生協食堂で昼飯を食べる。四年生の就職内定が次々と決まっているようである。研究会の仲間なので、それぞれにお祝い会をしてあげたいが、そうなると毎週やらなければならない。まあ、めでたいことである。
中国の胡錦濤国家主席が昨日から来日している。10年前には、宮城県で当時の江沢民国家主席をお迎えした。東北大学では、魯迅先生が学んだ教室の席に坐られた。知事として、ご一緒したことを思い出す。日中間にいろいろ問題はあるが、今回の胡錦濤国家主席の来日での福田首相との会談によって、「戦略的互恵関係」という、お互いに利益になるような関係が作り出されるといいと願うものである。
20085.6(火)
連休はまだ続く。起きて疲れ気味ではあったが、6:40から走り出した。国道1号線で、今日は川崎方面を目指す。調子が良ければ、川崎駅あたりまでの21キロランを敢行しようというところだったが、一昨日の長い距離のせいで太ももの筋肉にうっすら痛みがある。実際に走ってみたら、筋肉に乳酸がたまる感じ。しかも、朝から日が出ている。強い紫外線で日に焼けそうである。暑さに身体がまだ慣れていないということもあって、5キロ地点で反転。この程度の10キロ走りでも、最後は、結構疲れた。20キロ走ろうなどというのは、所詮、今日は無理。
明日から、また通常の日々が始まる。慶応大学での授業であるが、それが待ち遠しいほどに、連休疲れである。
2008.5.5(月)
子どもの日。連休も少し飽きてきた。昨日21キロ走った疲れが少し残っている感じだが、その翌日はきっちり走らなければならない。六角橋商店街から、県道横浜・上麻生線で東白楽駅を越えるところまで行って右折、国道1号線に入って、戸塚、小田原方面に向かう。この辺からは、初めて走るコースである。東横線の反町駅、市営地下鉄の三ツ沢下町、三ツ沢上町あたりを過ぎて、5キロ地点で反転。初めてのコースは、景色が珍しいし、どこまで続くのだろうという好奇心が後押ししてくれる。昨日の疲れもあるので、それ以上行くのはやめて、引き返すことにした。
県道横浜・上麻生線の歩道に置いてあるゴミの袋にカラスが群がっている。上空はカラスの大群が鳴き交わしながら飛び回っている。「この辺に、おいしいご馳走が捨ててあるから、大宴会でもやろうぜ」という会話ではないだろうか。実際、ゴミ集積場では、カラス数十羽がゴミをあたりに散乱させながら、生ゴミをあさっている。乱暴狼藉の限りである。姿と声がまがまがしい。走って通り過ぎていく私に構わずに、宴会を続けている憎らしさである。住民のゴミ出しマナーの問題もあろうが、何とかしないといけない。せっかくの楽しい走りに水を差された思いである。
書斎の片付けをやったり、原稿書きをしているうちに、夕方になる。夕方からは、楽天対ソフトバンクの試合をインターネットの動画配信で見てしまう。朝井の先発では心許ないし、その後の救援陣はもっと信頼できない。その予想どおり、延長まではもつれたが、結局は、小山投手が打たれての敗戦。5時間以上の長い試合だった。
2008.5.4(日)
昨日走れなかったお返しというつもりでもないが、今日は、長い距離を走るつもりで6:20に出発した。長い距離なら、鳥山川―鶴見川の河川敷コースである。前回、9キロ地点で引き返したが、今日は、もっと足を延ばした。時間距離1時間地点(10キロ地点)を過ぎ、3分行ったところで、信号のある道路に突き当たった。ここで反転。往復で21キロになるはず。ゴールしてから、律儀に100メートル走って、ハーフマラソンの距離、21.0975キロを走破ということにした。それほどバテもせず走りきったが、乳首から出血して、シャツのその部分が赤くなった。2万回以上擦れれば、乳首も痛くなる。長い距離を走るときには、乳首にバンドエイドを付けて走るのが常識だったのだが、久しぶりで予防策を忘れていた。
昼からは、ちょっとした買い物をしてから、横浜の山手を妻と散策。昔の邸宅を横浜市が管理していて、無料で開放している。庭もきれいに管理されていて、素晴らしい。こんな素晴らしいところが、我が家から30分で行かれる。連休だからといって、お金、時間、労力をかけて遠出をする必要はない。そんなことを考えさせる散策だった。
そんな時間を過ごしているうちに、わが楽天は、田中マー君の快投で快勝。敵地で三連敗を免れた。こういう時に、きっちりと役目を果たせるマー君は偉い。高卒の入団二年目とは思えない。楽天の他の投手も、見習うべきである。
2008.5.3(土)
ゴールデン・ウイークは、ずっと晴れが続くと、「朝ズバ」の天気予報で根本美緒さんが言っていたのに、朝から雨が降っている。5時半に起きて、外に出てみたが、これでは走れる状況ではない。あきらめて、しばしベッドの中。
原稿を一本書き終わったら、楽天対日本ハム戦のNHKでの中継が始まる時間になってしまった。楽天の試合が、NHKの全国放送で中継されるのは、そうそうないので、テレビにかじりついて見てしまった。途中までは、追いつ追われつの好ゲームだったが、楽天の先発ドミンゴが引っ込んで、中継ぎが出たところで、試合は完全に壊れてしまった。結果は5対12の惨敗。せっかくのNHK中継だったのに、いいところが見られなかった。これで勝率5割。ホームゲームでは12勝1敗なのに、ビジターでは勝てない楽天である。
各テレビ局のニュースで、船場吉兆で、お料理の使い回しをしていたことが報道された。何たることだろう。何万円もするお料理で、残念ながら、吉兆と名のつくところには、一度も行ったことはないが、お客様とすれば、高いお値段も、ブランドを信じて払っているのだろう。ブランドとは、信頼性である。歴史と伝統の誇りである。それがこんなことをするとは、創業者は草葉の陰で泣いているだろう。調理場では、社長の命令でやっていたということだが、だとすれば、それがいずれ表に出ないはずがないではないか。そんなこともわからずに、使い回しをやらせていた社長の神経が理解できない。
2008.5.2(金)
TBSテレビの「朝ズバ」出演のために、4時半に横浜の家を出る。小雨模様で、「雨なしのゴールデンウイーク」という天気予報がはずれている。こういう天気でも、この時間には世の中が明るくなっている。気温も高い。番組では、ガソリンの暫定税率の復活、高齢者の長期入院の打ち切り、徳山ダムの建設など、役所がおかしくないかという話題のオンパレード。古巣の厚生労働省をはじめとする役所の批判のコメントになってしまう。
テレビを終えて、まっすぐに横浜の家に戻る。こういう日程も珍しい。今のところ、連休中には仕事が入っていない。家で、原稿を二本。こうやって順調にノルマをこなしてしまうと、連休中は時間をもてあますのではないかと心配。
2008.5.1(木)
今日から5月。一年の三分の一は過ぎてしまったということ。5月の最初の走りは、軽く4キロ。体調が悪いわけではないが、6キロ走るのは自制しておこうという気分だった。どうも、身体が重い。
読売テレビの「ミヤネ屋」出演のため、大阪へ。先週はこちらの都合で休んだので、2週間ぶり。パーソナリティの秋野暢子さん、コメンテーターの神足裕司さん、岩田公雄さんの常連、今回ご一緒するのが二回目の梅沢富美男さんが、司会の宮根誠司さん、森若佐紀子さんとからんで、硬い話題から、芸能ネタなどの柔らかい話題を3時間にわたって展開する。私のお気に入りの「芸能ノスタルジア」が終わって、このところは芸能クイズに取って代わられた。今日は、私に振られた2問中、1問正解。
読売テレビから新大阪駅までのタクシーが15分で着いて、予定よりだいぶ早めの新幹線に乗れたので、8時前には横浜の家に帰り着いた。インターネットの動画配信で、楽天対オリックス戦をチェック。久しぶりの一場の先発、そして私の予想通り、彼が打たれて敗戦。一場をいきなり先発で使うのではなく、中継ぎで試してからにすることができなかったのだろうか。
以前のジョギング日記はこちらから
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