2008.5.24(土)
読売テレビ「ウエークアップ」に出演。ご一緒するコメンテーターは、森本敏さん、香山リカさん。もう一人のゲストの民主党衆議院議員山井和則さんは、宮城県知事就任後すぐに発足させた「みやぎの福祉を考える百人委員会」のメンバーになってもらって以来のつきあい。今朝は、久しぶりにご一緒できて、山井さんの元気をもらった感じである。テレビ越しにではあるが、山井さんと舛添厚生労働大臣とが後期高齢者医療制度について、やり合っていた。毎度のことであり、議論の時間も短かったのでもの足りなかったが、こいう議論を制度発足の前にやっていれば、こんな結果にはならなかったのにと、改めて思う。私にとっての、もっと大きな関心事である年金制度については、税方式になると消費税をこれだけ引き上げる必要があるという資料が出された件について、番組の最後に23秒だけコメントさせてもらった。今更の税方式は無理というだけでなく、財源を消費税に求めるのは、消費税の逆進性を考えればナンセンス。23秒でなく、せめて2分半ぐらい時間があれば、もっと説得力のあるコメントになったのだが、これはテレビ番組の限界であり、誰に文句は言えない。
横浜に戻って、久しぶりの美容院で髪のカット。ヨドバシカメラでシュレッダーを購入。個人情報の入った書類を始末するのがとても大変で、性能のいいシュレッダーは、必需品である。デイゲームのプロ野球交流戦で、楽天が横浜を2対1で破ったのを確認して、いい気分で夕食を済ませ、女子バレーの全日本がタイに辛勝したのと、サッカー全日本がコドジボワールを1対0で破ったテレビ中継まで見てしまった。最後に、最近お気に入りのNHKテレビの土曜ドラマ「トップセールス」を見た。ところどころ居眠りをしてしまったのが残念。夏川結衣の演技も含め、よくできたドラマも、あと一回で終わってしまう。
2008.5.23(金)
TBSテレビ「朝ズバ」出演で、5時に局入り。大阪府の財政再建プログラムの一環としての職員給与削減策について、コメントをする機会があった。同じようなことを、宮城県知事時代にやった私から見ても、12%の給与削減というのは、大変なことであると感じる。そこまでやらざるを得ないほど、大阪府の財政状態は厳しいのだろう。削減対象になる職員の大部分が警察官と学校の教職員であること、実際の削減は、給与条例の改正が必要なので、府議会に場面が移った後に各議員がどう判断するかが注目されることなどを説明した。一般の府民や、国民の目が、橋下知事のがんばりに温かい目を注いでいることは追い風であるが、前途はなかなか厳しい。どこまで橋下知事ががんばり抜けるか。
先週に続き、長崎に飛んで講演。長崎法人会の総会後にやらせてもらったが、聴衆の方々の感度の良さに助けられて、いい調子で終えることができた。そんなメンバーと、長崎の夜をゆっくり過ごせたらいいのだが、残念ながら、今回は日帰りである。
2008.5.22(木)
午前中は、霞ヶ関ビルで(社)日本フィランソロピー協会の理事会。会長として、議長を務める。今回は、公益法人改革を受けて、この協会がどう対応していくかが議題になった。そもそも、改革の具体的内容が詳しくわからないので、こちら側にも戸惑いがある。協会がやっていることは、一から十まで公益に関することと思うのだが、ご当局がそのように理解してくれるかどうか。道路特定財源という公費をふんだんに使って、役員が高給を食んでいる公益法人がある一方で、日本フィランソロピー協会のように、立派な仕事をしていながら、財源確保に四苦八苦して、職員給与も十分に払えない公益法人がある。これって、相当におかしくないか。
午後からは、木更津市での講演。
2008.5.21(水)
風邪を引いている自覚がないのだけれども、風邪らしい。ともかく、満を持して、今朝は走らず。
慶応大学SFCで授業後、大手町の日本フィランソロピー協会で、打ち合わせ2件。その後、民間地方局連絡会5月例会で講演。地方のテレビ局の社長クラスの方々の会である。地方分権の話を1時間。どれだけ専門的に話すか、通常1時間半の話を1時間でやることも加わって、少し迷うところである。毎度のことだが、聴いてくださった方の満足度、納得度が気になりながら、会場を後にすることになる。
2008.5.20(火)
睡眠時間が短いこともあり、走るのは控える。慶応大学SFCでの授業。3時限から5時限まで、13時から18時まで続けての授業というのは、火曜日の毎度のこと。授業終了後は、研究会所属の四年生の就職内定祝いの会を、湘南台駅前のいつもの居酒屋で。ほぼいつものメンバーが11人。元気が続かない私は、1時間で辞去したが、若い学生たちはさらに2時間ぐらい残っての談論風発なのだろう。
2008.5.19(月)
昨夜、遅かったので、今朝は走らず。9時過ぎに家を出て、羽田空港へ。午後から金沢法人会での講演がある。小松空港に着陸する時には、風の影響で機体がかなり揺れた。小松空港から金沢市内の日航ホテルまでは30分ちょっと。昼飯を摂っても、3時半からの講演までには、だいぶ時間がある。「これだけ時間があれば、金沢市内を走れるかもしれない」と考えた。
ホテルの方に、ジョギング用品を借りることができないかと尋ねたら、隣がフィットネスクラブなので、そこなら借りられる、ただし、外への持ち出しはダメとのこと。そこで、私の60年の人生、22年のジョギングの歴史上初めてとなる、ランニング・マシンということになった。フィットネス・クラブのインストラクターにマシンの使い方を教えてもらって、いつもの時速10キロにセットして、ぴったり6キロ走った。最初の1キロあたりまでは、勝手が違ってとまどい、どうなることかと思ったが、あとは順調。3キロ過ぎからは汗が吹き出てきた。 景色が変わらないので、単調な走りに飽きてくるところはあるが、周囲で同じように走ったり、歩ったりしている人を意識すると、意地でも続けざるを得なくなる。まったく一人の環境では、4キロぐらいでやめてしまったかもしれない。こうして、私の生まれて初めてのマシン・ランニングが終わった。終えた直後は、床がまだ動いているような感じが抜けないのが、奇妙な体験だった。週日の昼間、フィットネスクラブで大勢の人が汗を流している姿が、ちょっと不思議。年寄りでない男性もたくさんいる。この人たちは、どういう生活をしているのだろう。そんなふうに私も見られていることも忘れて、首をひねっていた。
2008.5.18(日)
4月13日以来のSMCでの走り。緑が美しい5月の仙台。広瀬川沿いのコースを走る気分は最高である。久しぶりの仲間と語らいながらの6キロコース。川沿いの距離表示で計ったら、1キロを5分51秒だった。
午後からは、15年前の最初の知事選挙以来のお付き合いだった郷内忠治さんの告別式が名取市の斎場であった。仙台市場での青果物の流通の仕事で長年リーダーシップを取ってきた郷内さんである。年末の市場視察では、いつもご案内をいただいた。毎年、5月の連休の頃には、私たちグループに、ご自分の竹林で取れたタケノコ料理をご自宅でふるまってくださった。公私ともに、大変にお世話になった。その郷内さんを県立がんセンターにお見舞いに行くつもりだったこの週末が、告別式になってしまった。享年79歳。もう少し生きていて、さらにご活躍いただきたかった人である。合掌。
以前のジョギング日記はこちらから
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