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ジョギング日記 月第2週分        

2008.7.12(土)

 大学での業務があり、朝早い電車でSFCへ。いつもと違う感じの電車やバス。キャンパスも閑散である。暑い日であるが、緑の多いキャンパスでは、その暑さもあまり感じない。  夕方には業務を終えて、帰宅。早めに夕食を摂り、早めに就寝。これで、夏風邪も退散してくれるだろう。


2008.7.11(金)

 TBSテレビ「朝ズバ」出演。風邪は抜けないが、体調はそれほど悪くない。画面越しに見ている人には、風邪引いていることはわからないだろう。咳が出そうになるが、なんとか我慢はできる。番組のほうは、大分県での教員採用をめぐる贈収賄事件。底なし、泥沼。実態の解明が先決だが、解明された後、不正で採用された教員はどうなるのだろう。それに教えられていた子どもたちはどうなるのだろう。

 番組の反省会を終えて、仙台へ。韓国観光公社で、「日本と韓国、われわれのできること」というトーク。私が韓国観光広報名誉大使なるものを拝命しているので、一年に一回は役割を果たさなければならない。  


2008.7.10(木)

 夜中にかなり体温上昇。朝方、少し楽になった。毎週木曜日、大阪読売テレビ「ミヤネ屋」出演には支障なし。番組では、神足さんと訪ねた仙台の旨いものの紹介があった。牛タンの太助、冷やし中華の龍亭、焼き鳥の鳥よしと、うまい具合にまとまっていた。スタジオには、太助の牛タンが供されて、メンバーの皆様と試食。お店で焼きたてを食べたらもっとおいしいのにと思った。  


2008.7.9(水)

 体調はだいぶ回復。体温は36.2℃に下がっていた。慶應大学SFCにでかける電車やバスでも、なんの不具合もなし。2時限の「未来構想ワークショップ」は、今日が今学期の最終授業。10班に分かれて、道路特定財源問題と新銀行東京問題に取り組んできた学生の発表も、丁度、今日の授業で終了。最後の班には、時間切れでだいぶ迷惑をかけてしまった。インタビューの相手方とのアポイントメントがなかなか取れないこともあり、一年生が主体で、初めてのグループワークをこなす困難さを、見事に克服してくれたと発表であると評価していいだろう。

 夜は、今学期、私の授業のSA(Student Assitant)を務めてくれた学生を我が家に招いた。よく飲み、よく食べ、よく談じる。若さっていいなと思いながら彼らを送り出した。


2008.7.8(火)

 体調が悪いのは、風邪のせいである。のどが赤く腫れている。無理して走ったりするからと、原因をそっちに持っていかれるのが、つらい。つらいが、じっと耐えて、また走れる日が来るのを待つしかない。

 慶應大学SFCで授業三コマ。「政策協働論」は、実質、今期の最終授業。来週はテストである。時間が余ったので、ほとんどの学生に授業の感想を言わせてみた。面白かったと感想を洩らす学生が、私の予想以上に多かった。テストの採点の際に、印象を良くしておこうというのではないかと茶々を入れたが、そうであるとは信じないでおこう。  体調を回復させなければならない。これからも、日程は結構大変なのだから、義務である。「寝るのも仕事のうち」と思いながら、早めに就寝。


2008.7.7(月)

 9時半に朝日新聞社に出向いて、テレビ番組の収録。地方分権について、南海キャンディーズの山里さんが聞き役。それに朝日新聞の曽我豪解説委員がつく。持論をべらべらと述べるだけの時間があったのは、私にとってはラッキー。番組制作者と視聴者がそう思うかどうかは不明。

 朝日新聞社から慶應大学SFCに移動する車の中で、なんとなく風邪気味を感じた。大学で仕事をして、東京駅に立ち戻り、久しぶりに寺島実郎氏と会食。洞爺湖サミットに関して、各局のテレビでわかりやすい、核心に迫る解説をしていた寺島氏であるが、会えば、もうちょっとくだけた話が主となる。おいしい料理とお酒をいただいたが、体調が何となく悪い。

 洞爺湖サミット、ここで何でもかんでも決めてしまえると思うほうが期待過剰なのだろうが、これまでのサミットと違って、G8以外の国の存在感が高まっていることは、まちがいなく見て取れる。地球環境、食糧問題、原油価格など、世界の関心事を首脳が集まって語り合うだけでも、大きな価値はあると思いたい。 。


2008.7.6(日)

 宮崎市のJALホテルで目覚めた朝。早くは目覚めたのだが、「もう少し睡眠を確保しなければ」との思いで調整しつつ、結局、離床したのは6時半。7時から走れば、1時間の走りは確保できる。7時過ぎに出発したが、暑い暑い。日陰はいくらか楽だが、日の当たるところは、すごい暑さである。橘通りから、走り慣れた大淀川に出たが、川沿いコースは日陰が少ない。結局、3キロ地点で反転、6キロの走りで終えた。暑さに身体が慣れていない時期なので、これは正しい判断。これでも汗だくになってゴール。

 9時にタクシーに乗り込んで、南郷町まで1時間半、あんべ光俊夫妻と同行。南郷町で映画「オハイエ」の上映会プラスあんべ光俊コンサートがある。私は、上映前に30分のミニ講演が割り当てられた。その前に、11時から12時まで、地元でいろいろ活動している人たちとの懇談があった。県会議員、市会議員、町会議員も数人。南郷町が来春日南市と合併する予定だが、そのことについて、「とっておきの音楽祭」を宮崎でも実施するための方法など、幅広い内容であった。

  人口1万1千人の南郷町で、上映会に、一体、何人集まるのか、前夜から心配していた。実質的に切り盛りしている地元町会議員の野川喜美子さんに、「前売り券、何枚売れたの」と聞いたら、「31枚」との答え。あんべさんや堀さんたちと、「これはヤバイ」と顔を見合わせた。幕を開けてみたら、なんと600人ほどの入場者。驚いて、感動した。この程度の規模の町で、600人の動員といったら、一つの事件である。それもあり、今日は、前座を40分もやってしまった。講演が30分。講演以上長い時間の前座は、初めてである。気温も暑いが、上映会も熱い。忘れられないイベントになった。


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