浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』

ジョギング日記 月第3週分         

2008.7.19(土)

 体調は、完全に元に復した。ランニングは、今日一日だけ休むことにして、復帰に万全を期す。

 福島県理学療法士会の40周年記念式典での講演のため、福島市の福島グリーンパレスへ。講演の後の記念式典でも挨拶、その後の祝賀会でも目一杯がんばってしまった。祝賀会では、渡部恒三先生に久しぶりにお目にかかった。先生も、来年は、衆議院議員40周年を迎えるとのこと。ところで、衆議院の解散はいつになるのだろう。福田内閣の改造は行われるのだろうか。


2008.7.18(金)

 朝、5時TBS入りで「朝ズバ」出演。先週は、体調万全ではなかったが、今日は、快調である。身体中に力がみなぎっている感じで、頭もはっきりして、口もよく回る。回り過ぎて、変なことを言わないようにしないといけないなと、ふと思ったりしたが、健康であることの大事さを、こんな瞬間に実感した。番組としては、野茂投手の大リーグ引退のニュースが、何度も繰り返された。彼が日本人の大リーグ進出の道を拓いた。開拓者である。その開拓者が、「悔いが残る」と言いながら、大舞台を去る。どうやって彼の功績に報いてやったらいいのか。国民栄誉賞に似た、何かがないものだろうか。

 打ち合わせを一つ済ませてから、再び、大阪へ。昨日、「ミヤネ屋」に出演した読売テレビに、今日は「たかじんのそこまで言って委員会」の収録である。今回が二回目。隣には、旧友、橋本大二郎前高知県知事。竹島問題について、在日韓国人三世の朴一大阪市立大学教授をゲストにしての論戦に、結構時間を取った。うるさ型の論客が揃っているところに、朴教授の取り合わせだから、すごいバトルになるかと思ったが、冷静な議論に終始した。朴教授のわかりやすくて、落ち着いて、ユーモアのある説明、受け答えに負うところが大きい。


2008.7.17(木)

 高山市のひだホテルプラザで目覚めた朝。普通であれば、ここから「6時過ぎに走り出して・・・」となるのだが、今回は、そうはいかなかった。夏風邪はほとんど回復したが、満を持して、という期間である。ここであせって、ぶり返しては、元も子もない。

 高山から名古屋までの特急ひだ号は、何度も利用した覚えがある。飛騨川沿いに走るコースは、絶景である。今朝は、特に、青空が広がる好天で、川の水の色、山の緑が美しく目に映える。ローカル線の良さを満喫。おかげで、列車内で書こうとした原稿を書き損ねた。

 大阪読売テレビで「ミヤネ屋」に出演。木曜日の特徴は、いろいろな食べ物が供されることらしい。今日は、芸能クイズで、私が属する秋野さんチームが宮根さんチームに勝って、お肉料理がごほうびで出た。これで3連勝である。「コータリンが行く」のコーナーでは、おいしいコロッケ、その他、地ビールまで出た。番組そのものでは、夏休みをどう過ごすのかの話題で、2000年にメンフィスに行った話を紹介した。橋下大阪府知事が、日中に、公用車を使ってトレーニングジムに行ったというのを、どう考えるかというのも話題に。「そんなことほじくり返しても」というのがスタジオの雰囲気だし、私もそれに近い。ただ、マスコミなどが、鵜の目鷹の目で狙っている時に、こういうことで話題提供することは、少なくとも、橋下知事にとって得策ではないとは思う。


2008.7.16(水)

 飛騨信用組合の「ひだしん会」主催の第77回講演会で講演が、ひだホテルプラザで。第24回総会の後に講演会が組まれている。こういった団体が、これまで77回もの講演会を積み重ねることも、なかなかできないことである。

 高山は、何年前だろうか。当時の梶原拓岐阜県知事が当番県となった全国知事会で訪れて以来である。今年の2月29日は、下呂温泉まではやってきた。今回は、風邪の病み上がりなので、ジョギング用品は持ってきていない。古い町並みを走ることができないのが、ちょっと寂しい。  


2008.7.15(火)

 今日が、私にとっての慶應大学SFC春学期の最終授業。3時限の「政策協働論」は試験である。これまでは、担当のどの科目も、レポート提出で評価しており、試験という形は初めてである。80分間で、小問3項目と小論文を書かせるというもの。時間内に、この全部に手をつけられる学生が何人いるか、時間との勝負というつもりでの出題だったが、半分以上の学生は、なんとか、書き終えたようである。全部で、3000字以上書いた学生もあった。すごい集中力であると、こちらのほうが感心してしまった。

 5時限の「マスコミ像の解剖」の研究会を終えて、研究室で一仕事した後、バスで湘南台の駅で降りたところに、この研究会の学生5,6人が待っていた。「先生、飯食べに行きましょう」と誘われて、断れるものではない。彼らも、明日以降、試験やらレポート提出やらで追いまくられるはずなのに、この余裕というか開き直り。小一時間付き合い、さらにディスカッションを重ねる4人を残して帰宅の途へ。今日が20万隻一斉休漁の日ということで、ここでの食べ物も、お魚を中心にしたのは、自然の流れであった。


2008.7.14(月)

 午前中は、日程がない。たまった細々とした仕事を片付ける。この他に、原稿書きが残っているのだが、まだやる気が起きない。熱は下がったのに、風邪は抜けないという感じ。

 午後から、用事があって、厚生労働省に出向いた。地下鉄霞ヶ関を降りて、厚生労働省の建物に入るところで、身分証明書の提示を求められた。考えてみたら、適当な身分証明書を持っていない。運転免許証で勘弁してもらった。そこで、岡山旭川荘の末光さん、アメニティフォーラムで一緒の田中さんと一緒になった。「守衛のところで、揉めてましたね」と言われてしまった。末光さんは、60歳を超えてもサブスリーの超人ランナー。医者としての仕事をしながら、月間200キロ走っている。

 世の中は、暑い暑い。これでも、まだ、梅雨が明けない。猛暑よりは、梅雨が続くほうがいいような気がする。猛暑が怖い。


2008.7.13(日)

 久しぶりに、何にも日程が入っていない一日。しつこい夏風邪を完全に治すには、なによりの完全休養日である。文字通り、完全休養に充てた。途中、インターネットの動画中継で、楽天がロッテに2対7、しかも、岩隈が投げての完敗で体温が少し上がったような気がしたが、大事には至らなかった。それにしても、楽天のホームゲームでの不敗神話も、岩隈の不敗神話も、いっぺんにどこかに行ってしまった感じである。これで引き分けをはさんで5連敗。いつまで続くぬかるみぞ。  


以前のジョギング日記はこちらから



TOP][NEWS][日記][メルマガ][記事][連載][プロフィール][著作][夢ネットワーク][リンク

(c)浅野史郎・夢ネットワーク mailto:yumenet@asanoshiro.org
5