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ジョギング日記  9月第3週分         

2008.9.20(土)

 台風の影響で、今朝も雨降りだろうと観念していたら、朝方には上がっていた。7時前の出発で、鳥山川方面へ。鳥山川の水量がどれだけ増えているか、確かめたいという気持ちもあったが、大した増え方ではなかった。2,3ヶ月前の走りより、1キロにして10秒近く遅いペースになっている。いつになったら、元に戻るのだろうかと考えながら、8キロ走を終えた。

 原宿のBS朝日に出向いて、朝日ニュースターの「愛川欽也パックイン・ジャーナル」に出演。初めてでとまどったが、2時間番組で、結構しゃべれるのがいい。愛川欽也さんの司会で、出演は、荻原博子さん、川村晃司さん、田岡俊次さん、横尾和博さん。いずれも論客である。解散総選挙、残留米と農水省、リーマンブラザーズの破綻、新銀行東京、金正日病状が話題になった。新銀行東京の問題を、継続的に取り上げているのは、珍しい。私とすれば、特に思いいれのある話題ではある。


2008.9.19(金)

 昨日に続き、TBSテレビ「朝ズバ」出演。台風が近づいているというが、雨はさほどでもない。「8時またぎ」には、自民党総裁選に出ている5人衆が勢ぞろい。彼ら、そして自民党が期待したほどには、国民というか、視聴者の関心は集まっていない。少なくとも、お祭りの盛り上がりはない。五人の方は、皆さん、きわめてまじめにお答えになっているのが印象的。私は、「総裁選に出て、良かったことはなんですか」と聞いたら、多くの方が、「地方の実情を知ったこと」とお答えになっていたが、「だったら、今まではご存知なかったのですか」と突っ込みたくなった。

 昼は、憲政記念館で、ふるさとテレビのセミナーで講演。それぞれ、枢要なお仕事をされている方が聴かれているので、なんとなく話しにくかったが、めげずに、いつもの調子で話をさせてもらった。「許される嘘 許されない嘘」も、多数、お買い求めいただいたのは、ありがたかった。


2008.9.18(木)

 今朝も、TBSテレビ「朝ズバ」の出演。本来は金曜日のレギュラーなので、木曜日はスタッフもいつもと違うメンバー。コメンテーターのお相手は、元国土交通省キャリア職員の早坂実さん。今は、俳優業もやっている。「今日のコメンテーターは、イケメンコンビで」と私が言ったが、誰にも受けなかった。

 番組が終わって、大阪へ移動。読売テレビの「ミヤネ屋」出演。秋野暢子さんに「朝も出てたね」と言われてしまった。番組のハシゴである。こういうことも、たまにはある。


2008.9.17(水)

 大学の業務のため、慶應大学SFCに出向く前に、4キロだけ走った。今日走っておかないと、3連敗になることがわかっていたので、走らないわけにはいかない。こう書くと、いかにも、「義務履行」のように聞こえてしまう。そうではなくて、3日も続けて休むと、筋力の衰えを元に戻すのに、時間がかかってしまうという教訓があるから。

 午後からは、読売ホールで、第一生命の講演会へ。1時間半の講演を終えて、お客様をお見送りしていたら、「小学校の同級生です」と挨拶する人がいた。仙台市立木町通り小学校の同級生、垂石三男君だった。昔と変わっていないので、すぐにわかった。なんと50年ぶりに近い再会である。有名なお菓子屋さんで取締役をやっているという。がんばっている同級生の姿に接することができて、うれしかった。

 アメリカの金融危機が、さらに広がりそうな気配。保険最大手のAIGには、公的資金を投入することになった。リーマンブラザースに比べて、AIGが破綻した場合の影響の深刻さを考慮したのだろう。この危機が、いつ、どうやって収まるかは、今のところわからないが、収まった後に確実にやってくることは、今までのようなマネーゲームに狂奔するような金融、投資の在り方が、根本から見直されることである。実体経済の強化ではなく、デリバティブだ、リバレッジ効果だ、革命的金融商品だということで、巨額のお金を稼ぐようなビジネスが、長続きするはずがない。日本の経済、金融の在り方にも、大きな変革を迫る事態である。


2008.9.16(火)

 朝から雨という天気予報だったが、6:35の横浜は、雨が降っていなかった。雨に遭ったら、そこから引き返せばいいというつもりで、走り出した。それまで、あるかなしかの雨が降っていたのが、5キロ行ったあたりから、粒が見える雨に変わった。復路は、ずっと雨。走っていて、ほとんど気にならない。むしろ、涼しいだけ走りやすさが増すという感じである。このところのゆっくりペースのせいもあるが、ほとんど疲れを感じずに、10キロを走り終えた。

 講演で滋賀県長浜市へ。講演前に、黒壁通りを見学。20年前は、一日数人しか通らない商店街が、今では、年間200万人以上の観光客を集める魅力スポットに生まれ変わった。この日も、名古屋方面から来られて女性の団体の方々に声を掛けられた。若い女性の姿も目立つ。確かに、面白そうなお店や展示がたくさんある。知恵と努力が結集すれば、これだけの奇跡を起こすことができるということであろう。


2008.9.15(月)

 敬老の日。仙台の母親と電話で話す。こういう時には、なんと言うべきなのだろう。「敬老の日おめでとう」ではない。「元気で長生きしてね」だろうが、逆に、こちらの身体のこととか、心配をされてしまった。

 思い立って、妻と本牧の三渓園へ。妻は、子どもの頃から何度か行ったようだが、私はまだ。横浜に住んでいて、三渓園に行ったことがないでは、恥ずかしい。50万坪以上の広大な敷地のお庭が、見事に整備されていることにも感動したが、奈良、京都、白川郷などから移設された建築物の見事さにも驚かされた。こういった事業を遂行する財力もさることながら、日本の文化を守っていこうという、原三渓の強い意志があってのことだろう。こういう場所が残っていることは、日本にとって、とても大事なことである。


2008.9.14(日)

 ホテルグランヴィア岡山で目覚めた朝。後楽園方面への出発は、丁度7時。市電の軌道に沿って走っていって、終点の東山まで。以前の走りで、何度か通過したところである。そのまま走り過ぎて、坂を上り続け、東山峠に到達。そこから戻ってきて、10キロをゆっくりめのペースで、気持ちよく走り終えた。

 鹿児島、岡山と連泊だったので、久しぶりに横浜の家に戻ってきた。昼間は、結構暑い。夏そのものである。朝晩はだいぶ涼しくなった。夏が去るのが寂しいわけではないが、季節の移り変わりの中で、こうやって年を取っていくのだなとは感じる。ここ六角橋では、お祭りをやっていた。秋である。

 楽天が勝った試合を、久しぶりに、リアルタイムのネット中継で確認した。対西武で5対4。本拠地での勝利は、ほぼ、一ヶ月ぶりである。球場に行って、勝利の試合を見たかった。


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