2008.10.18(土)
朝の羽田空港からの便で白浜空港へ。和歌山県田辺市での和歌山県福祉事業団主催の福祉セミナーにコーディネーターとして参加。天気がいい。空港から会場に向かう途中、白浜海岸のあるところを一周してもらった。これも、一種の観光なのだろう。
パネラーは、南高愛隣会理事長の田島良昭氏、ノンフィクション作家の山本譲司氏、和歌や県福祉保健総務課長の榎本芳人氏。地域福祉の課題という第一部に続いて、第二部では、罪を犯した障がい者の地域生活支援について。山本譲司さんは、民主党衆議院議員をしている時の秘書給与問題で、1年2ヶ月、刑に服した経験がある。その経験から、知的障害、精神障害を持つ人たちが、多く収監されていること、出所後の支えがないために、何度も罪を重ねてしまうことなどに気がつき、そのことを社会にアピールしてきた。そのアピールを自分ごととして受け止めた田島良昭さんは、厚生労働省の障害保健福祉総合研究事業として、「罪を犯した障がい者の地域生活支援に関する研究」の主任研究者として、問題解決を探っている。それだけでなく、自分の経営する施設での受刑者の受け入れの実践もしている。今まで表に出ることが少なかった衝撃的な事実であるが、この福祉セミナーでは継続的に追っている。世の中の正しい認識が、問題解決への第一歩だろうということを気づかせてくれた。
夕刊記事では、12道府県での不正経理が15億円とのこと。国からの補助金で年度内に使いきれなかった分を外部業者に預けるという手口が紹介されている。まだ、こんなことをやっているのかと思ってしまう。
2008.10.17(金)
TBSテレビ「朝ズバ」出演。4時半に横浜の家を出る時には、中天にお月様が輝いていた。夏のこの時間は、すっかり明るかったのに、季節は足早に通り過ぎていく。大相撲の八百長疑惑は、昨日の「ミヤネ屋」でも扱った話題である。若干食傷気味である。厚生労働省の報償費流用裏金問題では、宮城県警の捜査報償費での同じ問題を思い出してしまい、そんなコメントをした。大阪府門真市での道路建設に伴う、大阪府による行政代執行では、保育園児が作った芋畑を強制収用したことが話題になった。確かに、子どもはかわいそうだが、道路を早く作ることも行政の使命である。こういう問題でのコメントは、むずかしい。
番組を終えて、仙台へ。爽やかな青空の下、仙台の町は、それなりの賑わいを見せながらも、落ち着いた風情でほっとする。こういう季節の中では、その美しさが特に印象深い。
2008.10.16(木)
上越新幹線の浦佐駅前の浦佐ホテルオカベで目覚めた朝。新幹線の駅前だが、見事なほどに、何もない。開発はこれからだろう。6:33発で走り出したが、あたり一面の霧である。50メートル先が見えない。気温も低いようだが、短パン・短シャツでも寒さは感じない。信号はないが、歩道はついている道なので、安全で走りやすい。どんなところを走っているのか、わからないながら、24分行ったところで反転。最後の2キロぐらいのところで、霧が晴れてきた。こういう状態での走りは、初めてだったが、それなりに集中できて、楽しい部類に入る経験であった。
上越新幹線、東海道新幹線を乗り継いで大阪へ。読売テレビ「ミヤネ屋」出演。久しぶりに、神足さんとご一緒。後半のゲストには、ガッツ石松さんが登場して、明るい笑いを振りまいていた。宮根さんの、「ガッツさんの座右の銘は」の質問に、やおらメガネをはずして、「右は・・・」と始めた。私は、すぐに察知できたが、「左右の目は」というオチである。番組では、大相撲の八百長疑惑をめぐる話題が半分以上という感じであった。
株安再びである。東京株式市場で、千円以上の下落。千円以上の上昇があったばかりなのに、ニューヨークの下落を受けた形。今回の株安は、実体経済の先行き不安の影響だから、長引く予感である。
2008.10.15(水)
鳥山川方面コースを6キロ。なんとなく、気が乗らない走りで、習慣的というか、義務をこなすが如くであった。筋肉の疲れが残っているのかもしれない。
慶応大学SFCの「政策法務論」の授業には、厚生労働省の神田裕二保険局総務課長をゲストとしてお呼びして、後期高齢者医療制度について、実務担当者の立場から、政策決定の経緯などについて、懇切に講義いただいた。難解な内容だったが、出席カードへの学生のコメントからは、問題意識の高さが読み取れる。神田課長も、快い驚きであった様子。
夕方には、新潟県魚沼市の堀の内商工会で講演。会場が狭いために、120人ぐらいの聴衆でこじんまりとした会だった。聴衆は、その分、とても熱心で、一所懸命聴いてくださっているのが、伝わってきた。講演後、商工会の幹部、地元の金融機関の支店長のみなさんとお食事会。暖かい人情と豊かな自然の中で、前向きにがんばっている姿が快い。
2008.10.14(火)
昨日の22キロ走の証拠としての筋肉痛がわずかに残っている。こういう日は、ぜひとも走らなければならない。6時半発で、東白楽、反町方面に走り出した。途中から、初めて走る商店街コースへ。こんなところに、こんな商店街があるのだという発見だった。そんなコースを6キロ。最後の500メートルがんばってみたら、往路より30秒も早く着いた。
慶応大学SFCの授業。1時から6時までの連続は、さすがに、ちょっと疲れるが、今日は、福祉研究会の懇親会。10名ほどしか参加がなかったが、それはそれで楽しい。
2008.1013(月)
体育の日で休日。横浜地方は、早朝、厚い雲に覆われてはいるが、天気予報では爽やかな晴天が約束されていた。6:36発で鳥山川方面へ。最初から、20キロは走ろうというつもりで走り出した。体調は万全、天気も良し。結構いいペースで10キロを過ぎたので、そのまま走り続け、11キロ地点で反転。結局、22キロ。復路は往路より15秒遅いだけだから、ほぼイーブンペース。最後の1キロは5分20秒。体育の日らしい走りとなった。22キロは、今年の最長距離で、去年の9月以来。そういえば、去年の9月は、月間227キロも走った。
午後から、妻と買い物に出たり、久しぶりに休日らしい過ごし方だった。
2008.10.12(日)
朝からいい天気である。風は強いが、青空の見える爽やかな朝である。6時半発で鳥山川方面へ。いい調子で6キロ地点から反転。1キロ計時ができるところで計ったら、5分45秒であったが、これはキロ表示が実際よりも短いせい。実際は、キロ6分であろう。復路は、一部、追い風になっていたせいもあってか、往路より1分速い。前回、20キロ走った時は、復路が4分40秒遅かったのとは、対照的である。走力がついたというより、気温の差であろう。
夕方、日本テレビ「バンキシャ」に出演。予定を少し変更して、まずは、三浦和義元社長の自殺のニュースから。今日の各局のニュース番組で扱っていた件でもあるし、はずすわけにはいかないのだろう。隣でコメンテーターを務めるのが、元検事の河上和雄さん。ロス疑惑と言われたこの事件には、いろいろ思い入れはあるようだが、簡単には言えないこともあるのだろう。私は、ともかく、ロス・アンジェルス市警の大失態ということを強調しておいた。その他、世界同時株安、ノーベル賞の日本人受賞など。
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