おととい買った靴を履いて、4キロだけ走ってみた。一回だけでは、性能のよさはわからない。短い距離ではよくても、42キロ走ったらどうなるのか、試す機会は3月22日前には作れない。東京マラソンの本番では、使うのは控えようかなという気がしている。なんとなく、いつもより速く走れたような気分にはなっている。
熊本空港経由で大分県竹田市へ。空港からタクシーで90分。大分空港からだと、2時間かかるというから、不思議な気がする。こじんまりしたいい町である。こじんまりした講演会もいい感じである。高齢化率が日本有数と聞いていたが、聴衆の顔ぶれにも高齢の方が多く、なるほどと思いつつ、話をさせてもらった。
WBCの韓国戦が気になっていたが、帰りの機内放送で、「ただいま、5対2で日本がリードしているという情報が入っています」と聞いて、ほっとした。その後、羽田到着の30分ほど前から、機内でもテレビ中継が入り、8対2まで確認した。帰宅して、続きを見たら、14対2のコールド勝ち。こちらのイチローのほうは、早々と本来のバッティングに戻っていた。
2009.3.6(金)
TBSテレビ「朝ズバ」出演。小沢一郎民主党代表の公設第一秘書の政治資金規正法違反での逮捕問題が大きな話題であった。法律違反云々はさることながら、政治とカネの問題にからむ図式をどう考えるかが、大きな問題だと思っている。
政治家にとって、政策をどうするかと同じぐらいに重要なのが、政治資金をどうするかということである。だとすれば、お金の出入りについて、事務的なことはともかく、大きな方針については組織としてキチンと示して、その徹底を図るというのは、政治家としての責任である。私の場合は、「企業・団体からは、一切、寄付を頂戴しない」という方針を当初から掲げて、そのことを資金管理に関わる人たちに徹底した。金集めパーティーもやったことがない。これは、私としての信条であるから、いい悪いの問題ではなく、きっちり示して、徹底すべきものであり、そのようにしてきた。そう考えると、政治資金に関して、「秘書のやっていることは知らない」ということ自体が、政治家として失格と言ってもいいのではないか。
小沢代表の立場として、徹底して戦うという姿勢であることは、十分に理解できる。これから大変な戦いになるのであるから、ここは、民主党代表という任務を離れて、民主党とは切り離した形で徹底抗戦するほうが、すっきりするのではないか。責任を取るというのとは別な観点ではあるが、そういった視点も必要な気がする。
2009.3.5(木)
長年使ってきたメガネのツルが折れてしまった。金属疲労だから仕方がない。メガネを新調するために、横浜高島屋へ。平日の昼でも、デパートにはお客様がたくさん来ている。メガネ売り場も盛況。考えてみれば、日本人のほとんどすべてが、メガネに縁があるのだから、需要だって大きいはずである。
日比谷方面に出る機会があったので、有楽町のランニング用品専門の店に入り、お買い物。月刊「ランナーズ」の最新号で見た、「夢のシューズ」ニュートンを購入。値段は高い。でも、それだけ、性能はよさそうだ。いい性能の靴で走ると、東京マラソンでもいい成績が残せる気がする。こういうのを、「浅はか」と言うのだろうなと思いつつ、買ってしまった。「ランニング・コストはゼロ」といつも言っているが、ゼロではない。
お店での買い物の後、2月20日に続いて、分権型政策制度研究センターの研究会に出席。自治体公務員のあり方についての審議。各県から、職員が出てきて、熱心に討議している姿に、改めて感銘を受ける。
夜は、WBCの日本対中国戦をテレビ観戦。なんとか5対0で勝ったが、格下の中国相手に苦戦していては、これからが思いやられる。打てなかったことよりも、走塁ミスが気になった。イチローは、5打数ノーヒット。球界と政界、二人のイチローが悩んでいるが、先に抜け出すのはどっちだろう。
2009.3.4(水)
民主党の小沢一郎代表の記者会見。公設第一秘書が政治資金規正法違反で逮捕されたことを受けての記者会見だが、違法性を否定し、検察との全面対決の様相がにじみ出る内容であった。「代表を辞任する」と発表する可能性もあるかなと思ったのだが、進退問題は封印した。これは、一種の賭けであろう。これからの事件の進展がどうなるか、わからない時点であるので、進展次第では、この強気姿勢が凶と出る可能性もあるからである。小沢代表本人のそういう姿勢はわからないではないが、民主党までもが一蓮托生のモードであるのが、気に掛かる。「国策捜査」という言葉が、小沢代表からだけでなく、鳩山幹事長からも出てくるのは、大いに問題。そういうふうなことは、マスコミや周りが言うことはあっても、当事者が言うべきことではいだろう。さてさて、これは大変な事態である。