午後から、芝浦工業大学 マルチフィールド研究会主催の会で講演。大学のキャンパスは、豊洲にある。三年前ぐらいに移転してきたので、校舎が近代的で新しい。豊洲は、3月の東京マラソンのゴール地点に近いのだが、どの辺を走ったものやら、まったくわからない。石川島播磨重工の工場が移転してできた空間に、新しい街が出来上がった。銀座からすぐのところに、空間が広がっている。
1時間半の講演とシンポジュウムでのパネラーを務めたが、演題が「建設業界の現状の問題点と将来像」という、今まで扱ったことがないテーマだったこと、300人の聴衆のうち200名は学生だったことで、少々、とまどった。何とか話をしたが、熱心に聴いてもらえたことでよしとしよう。
講演をやっている間に、民主党の新しい代表が決まっていた。携帯電話のニュースを閲覧して、結果を知った。鳩山由紀夫さんが、岡田克也さんを破った。29票差というのは、僅差のうちかもしれない。後を引きずるようなわだかまりは起きないだろう。そんなことで、ごたごたしている余裕は、今の民主党にはないはず。小沢一郎さんの処遇をどうするか。来月には、公設第一秘書の政治資金規正法違反事件の初公判があるだろうから、そこで、小沢一郎さんを巡ってのもう人波があるかもしれない。鳩山新代表は、そんなこともにらんでの人事を考えているのだろうか。
2009.5.15(金)
TBSテレビ「朝ズバ」出演。今朝の日の出は4:36だから、横浜の家を出る頃には、明るくなっている。今朝も、話題は民主党の代表選び。8時またぎでは、民主党の衆参議員5人がやってきて、それぞれ、鳩山、岡田の応援団。中には、第三の男を出したいという議員も二人いたが、明日が投票となると、時間切れで無理。本来なら、両候補にスタジオに来てもらいたかったのだが、残念ながら、実現しなかった。
新型インフルエンザに感染して入院中の高校生ら4人の濃厚接触者として、検疫法に基づいて成田空港近くのホテルに留め置かれていた大阪府立高校の一行ら48人のうち47人は、停留措置が解除された。そのうちの一人、アメリカ人女性がテレビの取材に、「停留措置には、怒っていない」と答えていた。検疫で感染者を完全に閉め出すことはできない。これからは、国内対応。「朝ズバ」でも、病院で新型インフルエンザに対応する医師が不足していることを伝えていたが、そのことも含めて、国内対策の強化が急がれる。
2009.5.14(木)
読売テレビの「ミヤネ屋」出演。ご一緒は、飯星景子さんと岩田公雄さん。民主党の代表選挙で、岡田さんと鳩山さんの記者会見の様子など。いろいろな番組で、こうやって扱っている。岡田・鳩山コンビは、テレビに出ずっぱりになるだろう。こんなに注目を浴び、テレビで売り込む機会があるのに、なぜ、民主党は、貴重な土曜日、日曜日をみすみす失うことになる16日(土)の投開票などという日程を決めたのだろう。もったいない。週末に地元での感触を各議員が探るチャンスもないままの選挙になる。むしろ、そうなったほうがいいと考える勢力があったのかという疑心暗鬼も生んでしまう。