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ジョギング日記 8月第4週分           

2014.8.22(金)

在京一八会

 仙台二高在京一八会から帰宅したところ。偶数月の18日前後、仙台二高第18期卒業生で東京近辺にいる者たちが、秋葉原の「九」(いちじく)に集まる。仙台では、同じ頃本場一八会が開催されている。在京一八会は、毎回10人前後が参加する。メンバーの顔ぶれは大体決まっている。今回は、加藤俊一君から卒業50周年で在校生に記念品を残す事業についての報告があった。仙台メンバーと協議してきたがまとまらず、記念品の選定は仙台メンバーに任せ、東京メンバーは寄付金集めに集中するというのが、大体の結論。東京近辺にいるメンバーの名簿を作成し、一人ひとりから寄付を募る仕事は結構大変である。皆で力を合わせてやろうということで満場一致した。

 一八会に行くまでは、郵便局で「障がい者ライブパフォーマンス推進委員会」の口座を開設するのに2時間もかかってしまう。代表者の名前で開設しなければならないので、私が一汗掻くことになる。こういう一つひとつの積み重ねで、ライブ・パフォーマンスが成功すると考えると、やる気が湧いてくる。

 それにしても、今日も暑い一日だった。一体どうなっているのだろう、今年の天気は。


2014.8.21(木)

障がい者ライブ・パフォーマンス推進委員会発足

 「ミヤネ屋」出演のため、大阪へ。久しぶりに富士山の姿を拝めるかと期待して新幹線の窓に張り付いていたが、行きも帰りも全く見えず。恋人に逢えなくて寂しいという感じだった。

  「ミヤネ屋」は広島市の土砂災害のニュースがほとんど。コメンテーター陣は、左隣に春川正明さん、右隣に春香クリスティーンさんが坐る。夏休み中の宮根さんに代わっての三浦アナウンサーが「はるかさん」と話題を振るのに、春川さんが「ハイ」と応えてしまうハプニング。春川さんがしきりに「ついにやってしまった」と、ごめんなさいモードなのが、なんだか不思議。それはともかく、大変悲惨な災害に、スタジオは沈鬱モードである。

 横浜に戻って、「障がい者ライブ・パフォーマンス推進委員会」発足の会に出席。会則を決め、会長を選ぶ。不肖私が会長ということになる。11月5日のコンサートに向けて、チラシ、チケットのデザインの決定、役職、役割分担の決定。事務局を長崎の南高愛隣会が引き受けてくれる。9月はじめにはチケットが出来上がるので、コンサートに向けて準備が整いつつある。なんとか成功させたい。


2014.8.20(水)

異常気象

 散歩に出かける早朝、既にして世の中は暑さが厳しい。歩くだけで汗が吹き出し、ラジオ体操で身体を動かすのがきついほどである。これが残暑というのだが、本暑(こんな言葉はありません)より暑い。

 この程度の暑さは、そんなに珍しいことではない。しかし、今年、日本各地で起きている気象の異常さは、尋常ではない。そして、その異常気象が大きな被害を及ぼしていることが尋常ではない。広島市を襲った豪雨が大規模な土砂崩れを誘発し、これにより死者36人、行方不明者7人になっている。7月9日には長野県南木曽町での豪雨で土石流災害が発生し、人命が失われた。

 雨の降り方が尋常でないのが今年の豪雨の特徴である。局地的な豪雨で、しかも短時間に大量の降雨量を記録する例が多い。こんなこと、昔はなかったような気がする。世界的な気象変動によるものなのかもしれない。

 各地での豪雨被害を知ると、暑い、暑いなどと残暑に文句をつけるのは申し訳ない気になる。恐ろしい気象現象の前には、人間の力の限界を感じてしまう。


2014.8.18(月)

仙台にて

 昨日のこと。妻と仙台へ。昼は、仙台時代によく通った「やま鮨」(022-225-0770)で。親方も洋子さんも相変わらず元気。いつもどおり歓迎してくれて、おいしいネタを握ってくれる。夜は、いろは横丁の「鳥よし」(022-223-5356)での「いろは会」へ。知事時代の男女の秘書7人が集まる。名誉会員の加藤正人秘書課長(当時)を交えて大盛り上がり。昔話に花が咲く。親方の横田良一さんと栗田成子さんは、首を長くして待っていた。「名物」の生ビールと冷や奴が美味。もちろん焼き鳥セットも超美味。話も飲食もおいしい一夜である。これは、昨年の同じ日の日記の記述のコピペである。来年も、同じような記述になる予感がする。

 あっ、今年のおいしいには「嶽きび」が加わった。青森県の岩木山麓でこの時期だけ採れる幻のトウモロコシである。霧がかかり、昼と夜の寒暖の差の大きさが大変高い糖度をもたらすという。甘さが逃げないように冷蔵庫にトウモロコシを立てて保存して、私たちが来るのに用意してくださったという。心のこもった、あま〜いトウモロコシを有難くほおばった。

 そして今日。涼しい仙台から暑い横浜に戻ってきた。甲子園の高校野球、2回戦の宮城県立利府高校対健大高崎の試合をテレビ観戦。0対10で利府の完敗。利府高校7安打に対して高崎15安打という打撃の差もあるが、高崎の盗塁10に対して利府高校はゼロ。機動力の差が大きい。それでも、利府高校は県立高校としてよくがんばった。胸を張って宮城に帰って欲しい。

 甲子園大会には各県代表が出場する。応援するほうとしては、出身県ナショナリズムに燃える機会である。大学の授業で、道州制の説明をするときに使うのだが、「道州制になれば、甲子園ではいきなり準々決勝から始まることになる」と言って学生を笑わせる。「それが道州制に反対する唯一の理由ではないのだけれど」とフォロウする。それとは関係ないが、今日星稜高校が勝って、北信越代表が9連勝である。北信越代表5校のうちのどこかが初優勝になるのだろうか。興味がある。


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