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ジョギング日記  2月第3週分             

2015.2.21(土)

区内での講演

 午後から神奈川公会堂で神奈川区障害者作業所連絡会議主催の「共にクラスー神奈川区を誰もが住みやすい町へー」というイベントで講演1時間半。神奈川区に住んでいるのに、近くの神奈川公会堂は初めて行くところである。会場前では、神奈川区内の各種作業所の紹介パネルの展示がある。作業所で作った作品の即売会も店を広げている。

 講演は、13分の前座付き、予定の14時00分ぴったりで終わること、そして拙著の販売と、大体いつものパターンで予定通り進む。会場は100名ちょっとというところか。担当者は、「この種の会は、今年が初めてですから、動員が少ないのは仕方がありません。来年もやりますから、是非又出て下さい」と言っていた。自分が住んでいる同じ神奈川区内での行事だから、それなりに力を入れていかなければと思う。

 宮城県在住のATL患者の女性からメールをいただいた。姉妹とはHLAの方が合わずに移植できないことで落ち込んでいるようだ。諦めたくないが、気持ちが沈んでしまうという。私がインタビューで「落ち込んでいたのは1時間だけ」と言っていたのを知って、どうしてそんなにポジティブでいられるのか伺いたいという。返信したら、すぐ返信があって、「浅野さんの病からの復活が一筋の光です。実際にこうして元気に、ポジティブに活動している人がいる!!私にもまだやれることがある!!という気持ちになれました」という。「早速ご著書(「運命を生きるー闘病が開けた人生の扉」のこと)を読みます」とも。


2015.2.17(火)

企業フィランソロピー大賞授賞式

 14:00から「第12回企業フィランソロピー大賞」の贈呈式に出席する。私が会長を務める公益社団法人日本フィランソロピー協会の主催で毎年行われるもの。今回の受賞企業は、「企業フィランソロピー大賞」が日本ウエストン株式会社(リサイクルと障害者雇用)、企業フィランソロピー賞の[びっくリサイクル賞](誤りではありません)が株式会社アレフ(生ごみのリサイクル)、同じく[ハーティ・プロボノ賞]が有限責任監査法人トーマツ(被災地企業をプロとして支援)、同じく[ソーシャル・インクルージョン賞]が株式会社ファンケル(障害者支援)である。30企業の中から選定された。4名の選定委員の献身的で熱心な選考によるものである。(読みにくくてゴメンナサイ)  

 私からそれぞれの企業に賞状を授与した後に、一言挨拶。会社のあちこちに表彰状を大きくコピーしたものを掲示して欲しい。それを見た部外者に、フィランソロピーとは何かの説明をお願いする。社員が見れば、自分たちに誇りを持つでしょう。会社は受賞により業績は上がり、株価も上がる。株主は喜ぶ。いいことだらけである。そういったことを話した。こういう晴れがましい場面にだけ登場する会長(私のこと)である。    


2015.2.16(月)

梅一本一本ほどの暖かさ

 まず、昨日のことから。加古川市社会福祉協議会で講演。9時半に新横浜駅を出て、20時に戻る。講演は13時半から15時の1時間半だが、往復の時間でまるまる一日仕事になる。先方の対応はあっさりしたもので、余計なことは一切なしという感じ。こういうのも気楽でいいかと思ったり。

 今日のことだが、久しぶりに昼の散歩に出る。岸根公園には、この前は気が付かなかった白梅が1本、公園の下の方に咲いているのをみつける。早春の公園には発見がたくさんある。「梅一本、一本ほどの暖かさ」を感じる。


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