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ジョギング日記 5月第2週分         

2016.5.13.(金)

舛添都知事の記者会見

 昼からTBSテレビ「ひるおび」に出演。舛添知事問題である。北川正恭、田崎史郎、岩井奉信の各氏とご一緒した。「ひるおび」は我が家ではほぼ毎日見ている。そこに出してもらえるのは、とてもうれしいこと、ありがたいことである。おかげで、久しぶりに北川さんと会えたのもうれしかった。そして、7年ぶりぐらいで、TBSの高畑百合子さんと蓮見孝之さんとの再会では、お互いキャーキャー言い合うほどだった。番組の中身は、舛添要一東京都知事の問題。結構面白かった。

 番組が終わり、日本テレビへ。ここで今日の「every」に挿入するコメントを収録。舛添知事の記者会見を見ての感想ということだが、これがなかなかむずかしい。日本テレビが終わり、帰宅のタクシー内では、テレビ朝日の「週刊ニュースレーダー」に挿入するコメントの電話取材。途中何度も交信が切れながら、舛添問題についてなんとかコメントする。なんだか、一日中舛添問題に振り回された気がする。


2016.5.12.(木)

引き続く「舛添知事問題」

 「ミヤネ屋」出演で大阪へ。絶好の天気で新幹線の車窓から富士山がきれいに見えた。それだけで今日一日分の幸せを味わったような気がする。備え付けの雑誌で、「同好の士」が、私と似たような感慨を書いているのを読んだ。

 今日のコメンテーターは,杉山愛さん、RIKACOさんと春川正明さん。時事ものでは、舛添要一東京都知事の「週刊文春第二弾」の「政党助成金で家族との飲食・旅行疑惑」。番組では、このからみで、舛添知事の談話を求めて、栃木県での関東知事会議に出席の舛添知事をライブで追ったが、やっと5分弱の囲み取材のところだけ放送に入った。生番組は大変だなと思った次第。

 その舛添知事の問題では、私のところにもいくつか取材が入った。この問題がなかなか終わらないので、私もなかなか取材から解放されない。舛添知事が明日の記者会見でどう対応するか、マスコミ各社はどう報道するか、正念場を迎える。


2016.5.11.(水)

オバマ大統領の広島訪問

 連休に重なり、1回休んだ授業、今日は2週間ぶりの講義である。「基本行政学」の授業、「障害福祉論」ゼミを2コマ、今日も1時から6時まで精力的にこなした。学生は、相変わらず熱心に授業に取り組んでいる。これが支えである。

 アメリカのオバマ大統領が、来月の伊勢志摩サミット後に広島を訪問する意向を固めたらしい。広島で、若者や被爆者を前に核廃絶のスピーチをすることになったら、歴史的にも大きな意義がある。オバマ大統領、安倍晋三首相の政治的意図はどうであれ、ぜひ実現して欲しい。日本側だって、アメリカに「原爆投下の謝罪をしろ」と迫る積りはないのだから、オバマ大統領には前向きな気持で広島にいらして欲しい。

 その一方において、共和党の大統領候補になるトランプ氏の「日本も核武装すればいい」発言がある。状況を考えない無責任な発言と言わざるを得ない。困った人である。


2016.5.9.(月)

対談とongaeshi-projekt

 連休に縁がない私だが、連休明け最初の「業務」は、9時半から我が家での田島良昭氏との対談である。田島さんとは劇的な出会い以来30年の付き合いであり、なんでも知っていると思っていたが、今日初めて聞く話もあった。人権懇から宮城県知事選挙のこと、最近の触法障害者のことまで、話はどんどん広がり、時々ストップをかけて次のトピックに進めないと、いつまでも終わらない展開となる。なんとか3時間で予定のトピックをカバーして対談を終えた。今回も、陪席の市毛さやかさんが夢中になるほど、エクサイティングな対談であった。

 夜は、ongaeshi-projektの初期メンバー4人の集まりが、大手町の日本フィランソロピー協会の会議室で。白血病を骨髄バンク経由の骨髄移植で克服したサバイバーが、骨髄バンクに恩返しをしたいということで集まった。具体的にどういう形で恩返しをするか、恩返しの仲間をどうやって募るか、手始めにホームページ公開だというところまで進んだが、そこで頓挫した。今日はその新規巻き直しの集まり。それなりの方向は出た。ぼちぼち行こうというところ。


2016.5.8.(日)

「共生社会を創る愛の基金」運営委員会

 今朝3時ごろから、NHKBS1でテニスのマドリード・オープンの男子準決勝、ノバク・ジョコビッチ対錦織圭の試合をテレビ観戦していた。5時ごろ、「続けて見るには」のディレクションを無視したために、一番大事な場面(錦織がジョコビッチを初めてブレイクしたところ)を見逃してしまい、がっくりきていた。錦織が負けたこと以上にがっくりである。日本中で同じような思いをした人がたくさんいたことだろう。

 そのまま、朝の散歩にでかけたので、やや寝不足になった。午前中、ぷれジョブへ。夕方には、「共生社会を創る愛の基金」の運営委員会に出席。厚生労働省の村木厚子さんの「冤罪事件」を契機に、触法障害者の問題を調査・研究している。今日の出席者も多士済済である。元検事総長、元知事(2人)、元国会議員(2人)、前事務次官(村木厚子さん)、弁護士(2人)、社会福祉法人南高愛隣会現前理事長など。今日も議論百出、実に活発な委員会である。睡眠不足も忘れて、聴き入っていた。6月31日のシンポジウムには、瀬戸内寂聴さんが村木厚子さんとの対談で登場する予定である。


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