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ジョギング日記 9月第1&2週分          

2016.9.10(土 )

北朝鮮の核実験

 毎年、今頃開催されるのが藤沢市の地域活動見本市。今回は4回目である。「シニアの皆さんに地域でのさまざまな活動を紹介する」という趣旨で、藤沢市内で活動中の19団体が参加して、シニアの皆さんを活動に誘う。わが「ぷれジョブ藤沢」も毎回参加している。目的は、ジョブサポーターのリクルートである。以前はリクルートに成功したケースがあったが、今回はダメだった。そもそも今回は一般の参加者がとても少なかった。暑い中、横浜から藤沢の湘南台公民館まで出かけていったのに、残念至極。

 シニアたちがそんなことをやっている中、北朝鮮は通算5回目、今年2回目の核実験を実施した。日本、韓国、アメリカなど各国の圧力は効果なし、国連安全保障理事会の制裁も無視する。無力感さえ感じてしまうが、そんな中で、北朝鮮は着々とミサイル技術を向上させ、核実験の威力も増大させている。識者の中には「もう北朝鮮の核武装は抑えられない。手遅れだ」という人もいるのが恐ろしい。ともかく、これからの推移を見守るしかない。

 今日の話題としては、豊洲移転問題に関連して、「豊洲市場の一部に盛土がされていなかった」ということを小池都知事が緊急記者会見で発表したということがある。一言「えーっ、そんなバカな」であるが、それ以上のことは、今日は書かない。


2016.9.8(木 )

小池都知事の給与削減問題

 朝方に強い雨という予報が出ていたので、今朝は散歩なしと思って寝ていたが、外を見たら青空がのぞいていた。予定変更で散歩に出ることができた。こういう出来ごとでも、ラッキーと思えば、人生は楽しく過ごせるだろう。何をそんな大げさに、と言われそう。

 昼から、TBSテレビの「ひるおび!」に出演。今日も佐々木信夫さん、田崎史郎さんと一緒にゲストを務める。小池百合子東京都知事ネタで、給与削減、職員との関係、都議会との関係と続いた。ゲストの間で、意見が違うところがあったが、それはそれで面白い。恵さんの元気な仕切りで楽しくやらせていただいている。

 番組でもコメントしたが、改めて小池知事の給与削減問題について見解を述べたい。小池さんの選挙公約だったから、給与削減条例は出さなければおさまらないだろう。それはわかっているが、どうもしっくりいかない。そもそも、知事給与を削減する理由がわからない。「身を切る改革」としてやるのだそうだが、給与削減がどういった意味で改革になるのかわからない。都民には受けるだろう。「給与削減」の選挙公約は、それを見越した票目当て、人気とりのパフォーマンスだったのではないか。

 番組内では、「知事の給与を半減すると、都議会議員の報酬より低くなる」ということが指摘された。もっと重大なことは、副知事の給与より低くなることである。同じ組織内の上下で給与が逆転することになり、外から見たときに、知事のステイタスが揺らいで見える。「示しがつかない」といってもいいが、極端にいえば、組織が揺らぐ。

 私が宮城県知事であった時にも、何度か知事給与の削減をした。組織が不祥事を起こしたときは、自ら減給処分を受ける形で給与削減をした。その場合は、「給与30%減額◯ヵ月」という形をとった。また、県の財政逼迫の際には、歳出削減の一環として、職員の給与削減とともに知事給与を削減した。このように、明確な理由があっての給与削減であった。他県の知事の給与削減も同様の理由によるのがほとんどである。

 そもそも、知事の給与水準は、半減しなければならないほど高いものなのだろうか。知事の多忙さ、責任の重さを考えれば、適正な水準であるといっていい。このことを前提にして給与削減問題を考えるべきである。「給与水準を低くするほうが有権者受けはいい」ということだけにとらわれた知事選候補者が、公約での給与値引き幅を競い合うなどといった図式は見たくない。


2016.9.5(月 )

またも「ミヤネ屋」に出演

 今日も「ミヤネ屋」出演で大阪へ。月に1回の出演であるが、8月は月末の31日そ して9月は初旬の5日。10月は月末になるので、ほぼ2ヵ月後である。日程調整によっては、こんなこともある。

 ご一緒するコメンテーターは春香クリスティーンさんと野村修也さん、東京のスタジオから伊藤惇夫さん。今日のメインは豊洲移転問題。小池百合子東京都知事の「活躍ぶり」も話題である。2007年の東京都知事選挙の候補者として、私は豊洲移転に反対の立場だったので、そのことについて宮根さんから聞かれたりした。反対の理由は食の安全性に疑問があったから。今回、小池都知事が地下水の検査結果が出るまでは開業できないとしたのは、私からすれば至極もっともなこと。

 帰りの新幹線、新富士駅付近では富士山の姿がほとんど見えなかったが、三島駅付近では窓外にかなりはっきりと見えた。同伴の光子が「見えるよ」と教えてくれなかったら、夕暮れの中に立つ神秘的な富士山を見逃すところだった。


2016.9.4(日 )

朋あり、遠方より来る

 朝、散歩に出たら、丁度そのタイミングで小雨が降ってきた。まさに出鼻をくじかれたというところ。こういうことも、たまにある。それからしばらく小雨が続いたが、昼過ぎには日が射してきて、気温は30℃を超えた。クーラーの調子が悪いので、暑い部屋で作業をするのがつらい。もうすぐ涼しくなるのだから、クーラーを直さないでいてもいいかなと思ったり。

 光子のパソコンの調子が悪いので、ITに強い峯岸宗弘さんに自宅に来てもらい、診断してもらった。なんとか正常に戻してもらった。IT関係の会社の仕事が多忙な中、休日をつぶして浦和から来てもらった。慶応大学SFCの教え子だが、私が教えられるほうが多かった。卒業して就職した今でも助けてもらっている。ありがたいことである。

 夕食を共にしながら、昔話や四方山話に花が咲く。援軍あり、遠方より来る。また楽しからずや。


2016.9.3(土)

民進党代表選挙

 昨日のこと。昼からTBSテレビ「ひるおび!」に出演。1ヶ月ぶりである。同じゲストの片山善博、伊藤惇夫、佐々木信夫の各氏と一緒になるのも久しぶり。舛添問題の仲間が小池百合子仲間にそっくり移動した感じ。この日のテーマは豊洲移転延期をめぐる諸問題。4人のゲストとレギュラーの八代英輝さんの見解は、それぞれ微妙に違う。そのことを含め、久しぶりの番組出演は面白かった。

 今日のこと。民進党代表選挙の3候補者が「ウエークアップ」に生出演していた。3人揃って大阪の読売テレビのスタジオまで出向いての出演である。蓮舫、前原誠司、玉木雄一郎の各候補者とも言うことはしっかりしているが、野党第一党の代表候補としては、やや迫力に欠ける。代表として何をやるかよりも、まずは党内の結束を固めることが先ではないか。そんなことを考えながら画面を見ているので、各候補者の主張が虚しく聞こえてしまう。民進党が世間の話題になるのは、代表選挙ぐらいしかないのだから、候補者にはせいぜい頑張って欲しい。


2016.9.1(木)

防災の日に

 今日は9月1日防災の日。午前一番の来客は、防災の日にふさわしい方々。どちらも旧知の田中正博さんと鍵屋一さんの二人。今年10月設立予定の一般社団法人「福祉防災コミュニティ協会」の代表になってもらいたいということでおいでになった。福祉施設について、災害時の要援護者支援の中心になってもらうための研修、情報提供を主たる事業にする法人である。二人の話を聞いているうちに、法人の活動の意義を理解することができた。「名前だけになるけどな」、「それでいいです」ということで、代表就任を承諾することになった。防災の日にこういう依頼があると、断れない。

 午後には、毎日新聞の取材。昨日の日記に書いたが、泉田裕彦新潟県知事の不可解な四選出馬撤回について。地元紙と知事の関係についても、自分の経験を聞かれた。昨日の朝日新聞の取材は記事にならなかったが、今回の取材は記事になりそう。取材の記者とともに、「わかんないね、不可解だな」を繰り返しただけなので、どんな記事になるかは見通せない。


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