2016.11.11.(金)
寒い日に会合2件
寒い朝、雨も降っている。よって、散歩は自粛。昼は、寒い中、ダウンコートを羽織って内幸町のプレスセンタービルでの「九日会」の講演に行く。「九日会」というのは、会員制の勉強会で現役・元職の霞ヶ関官僚、弁護士、会社・団体の幹部などが集まる。月に1回の開催で、今日は私が出番だった。44人の参加があり、「知事の心得」という題で話した。会費制の勉強会で、こうやって真面目に勉強している人がいることに驚きながら講演を終えた。
一旦自宅に戻って、夜は銀座のお店での「霞ヶ関北陵会」に出席。仙台二高を卒業して霞ヶ関の役人をしている人たちの集まり。年に1、2回の集まりだが、今回は久しぶり。衆議院法制局参事の小野寺容資さんが毎回幹事を務めてくれている。そもそも、彼がいなければ成り立たない会である。会員は50人だが今日の出席は10人。むずかしい話しは抜きで、お互いの親睦に集中した。私は、ただ一人現役でない会員。「顧問」という立場で、毎回引っ張りだされている。明日の日程もあるので、早めに失礼させてもらった。
2016.11.9.(水)
アメリカ大統領選挙でトランプ勝利だって!?!?
神奈川大学での授業の日。「応用行政学」の授業中にアメリカ大統領選挙の結果が出るものと思っていた。その時点では、「トランプ候補優勢」という情報だけだった。「最後はクリントン候補が勝つはず」と思っていた。4時限の障害福祉論ゼミが終わる頃、「トランプ勝利」を学生のスマホが伝えた。信じられないことが起きた。
まだ混乱して、まともに考えられない。今何か書いたら、後から悔やむことになりそうである。だから、今日はここまで。後日を期して何か書くことにする
2016.11.6.(日)
「パーソナル・アシスタンスとも」15周年記念イベント
「社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも」の法人設立15周年記念イベントに登壇のため、浦安ブライトンホテルへ。登壇の最初は、代表の西田良枝さんとの対談20分。その後、「とも」の職員6人による各自10分間の報告があり、私は一人の報告が終わるたびに登壇して、2分間のコメントをする。これが結構興味深かった。
特に、4番目に報告した身体障がい者福祉センターの看護師岸紀子さんの発表が感動的であった。「終末期、難病で余命3ヵ月と宣告された20代女性のYさん。我が子の最後は自宅で看取りたいと決意した母、医療的ケアを必要としながら自分らしい人生を生きる娘・・・・。そんな親子を支える看護職の物語」が10分間で紹介される。医師から見放された娘の食事ケアを細心の注意をしながらやりとげ、体重16キロから28キロに回復させた。やるほうも、受ける方も命がけの試みである。
命がけではないが、劇的ともいえる職員と利用者との関わりの報告のすべてに、度肝を抜かれてしまい、私の2分間のコメントはただただ感動の言葉だけであった。
こういった企画が一杯の記念イベントだった。どんなに重い障がいの人も地域の中で24時間365日支援する。共に生きる社会づくりの試みを15年続けてきた。そういう法人の活動だからこそ、職員もその精神を活かし、受け継いで、今日のような発表になったのだろう。
「長居」をしただけの収穫があった記念イベントであった。15周年おめでとうございます。今後も理念を貫き通す活動が続くことを期待しています。
以前のジョギング日記はこちらから
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