2016.11.19(土)
出版パーティとゼミ生
しばらく間が開いた。開いた日の出来事だけ、まずは埋めてみる。
16日(水)神奈川大学で今学期9回目の授業。2年生の障害福祉論ゼミには、根本佳奈さんとご両親、さらにおば様が写真班としておいでになった。佳奈さんは、21歳の時の発作で脳障害を得て「高次脳機能障害」になった。10年を経て、リハビリの成果で体幹は回復したが、記憶障害は残る。数分前の記憶がなくなる。そんな状態とその悩みを語ってくれた。学生は初めて会う高次脳機能障害の本人の話を熱心に聴いていた。佳奈さんは、人前で自分のことを話すのは初めてとのことだが、とてもわかりやすい話だった。同行のお母様からは、最初の衝撃を克服する経緯を聞かせてもらった
17日(木)横浜開講記念会館にて「横浜市民プラザ」第52期定期講座の講師として「運命を生きる 闘病が開けた人生の扉」の講演。会場は創建100年、「横浜市民プラザ」は30年の歴史を有する勉強会。100人の聴講者の前で、いつもより緊張する講演となった。
18日(金)私の本「輝くいのちの伴走者」と野澤和弘さんの本「障害者のリアル×東大生のリアル」の合同出版パーティ。場所は、私の初めての著書「豊かな福祉社会への助走」の出版パーティ、その後の各種パーティを開催した日本プレスセンター10階ホール。私の本で対談相手になってくださった日浦美智江さん、中澤健さん、田島良昭さん、小山内美智子さんから壇上で一言ずついただいた(もう一人の北岡賢剛さんは欠席)。続いて、野澤さんの本のもとになった東大教養学部のゼミのメンバー有志と執筆者の東大生も壇上にのぼり有志から一言ずつ。160人ほど集まっただろうか。私としては、大満足、楽しさ一杯の出版パーティとなった。
司会の大塚由紀子さん、発起人代表の挨拶をしてくださった村木厚子さん、乾杯の音頭をとった橋本大二郎さん、祝辞をいただいた西田良枝さんと玄秀盛さんに感謝。そしてボランティアの神奈川大学の5人の学生たちなどにも感謝。パーティの開催全体を仕切った佐藤進さんには、毎度のことではあるが、大変な苦労をかけた。縁の下の力持ちである。そして、最後に立派なあいさつをしたぶどう社の市毛さやかさん。立派に亡父の志を継いでいい本を作ってくれた。ありがとう、ありがとう。皆様のおかげです。
19日(土)光子と横浜駅東口のクリニックでインフルエンザの予防接種。泌尿器科なので、風邪引きの子どもが来ないのがいい。65歳以上なので、二人とも横浜市から補助が出る。
日浦美智江さんがメールで、神奈川大学の2年生のゼミ生6人が「朋」見学に行ったことを報告してきた。途中から日浦さんも加わって、いろいろ話しをしてくれたらしい。
東大生のゼミ生に負けずに育つといいな。
2016.11.15(火)
「ミヤネ屋」出演
「ミヤネ屋」出演で大阪へ。新幹線から富士山の姿は見えなかった。先日、長崎空港からの帰りの便では、窓から雪化粧の富士山が雲の上に姿を見せていた。隣の座席の母子に「富士山が見えますよ」と教えてあげた親切な私。今日はそういう具合にいかなかった。残念。
「ミヤネ屋」のコメンテーター仲間は安藤和津さんと岩田公雄さん。韓国の朴槿恵大統領とアメリカのトランプ大統領(予定者)の話題で、少しだけコメントした。宮根さんには「太郎さんは当たったけど、史郎さん、五郎さんははずれたね」と言われたのは、トランプ当選のこと。宮根さんに一本取られてしまった。
ぶどう社の市毛さやかさんから、「本ができました」というメールがあった。明日自宅に届く。18日の出版パーティにはぎりぎり間に合った。
2016.11.13(日)
諫早へ講演旅行
12日(土)長崎県諫早市へ。一般社団法人神奈川大学宮陵会 「第40回 九州ブロック会議in長崎」で「多様性のある社会〜障害福祉の視点から」のテーマで記念講演をさせてもらった。記念撮影の後は懇親会。式典から引き続き、60人以上が参加している。兼子良夫神奈川大学学長とは懇親会では隣の席だった。非常勤の教員が学長と話す機会はめったにない。この機会にいろいろと話しをさせてもらった。それにしても、九州ブロックの同窓会に学長が出るのはありなんだと、少し驚いた。そういえば私もこの講演会には、大学の出張あつかいとして来ている。
一夜明けて、長崎空港から帰ってきた。空港への送り迎えは、昭和42機械科卒の上田信行さんと辻村尚武さんが担当してくださった。二人は高校(大村高校)も同じ。空港に行く途中で大村藩の歴代藩主の墓がある菩提寺に寄った。これが今回の旅行で唯一の観光機会だった。
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