2017.5.10(水)
久しぶりの授業
朝方は小雨が降ったりやんだりで、このところ続いていた散歩とラジオ体操を休んだ。午後からは、久しぶりの授業へ。先週の水曜日は憲法記念日でお休み。それでも久しぶりと感じるのは、授業するのを心待ちにしていたからだろうか。学生のほうは心待ちにしていたかどうかはわからないが、履修態度に熱心さが出ていた。こちらも熱心に講義をすることで応えたいという気持ちになる。
今日の講義は「自治体の財政A」である。財政力指数、実質公債費比率、臨時財政対策債、標準財政規模、基準財政需要額などなど、難解な用語が飛び交うので、学生はとまどっている。そこをなんとかわかりやすく、学生が理解しやすいように解説するのだが、これがなかなかむずかしい。特に、地方交付税については、どれだけ噛み砕いて説明しても完全な理解にまで導くのはむずかしい。
地方自治論の授業を終えて、「障害福祉論」ゼミへ。こちらは3グループに分かれてのグループワークの実質スタートの回。A班「障害者の就労」、B班「高次脳機能障害」、C班「自閉症など発達障害」、それぞれの班が実質的な作業を開始した。学生にとっては初めてのグループワークで、半分わくわくし、半分不安という状態か。それでも、班員同士で活発な議論が始まっているようで、これからが楽しみである。
2017.5.3(水)
憲法記念日に
憲法記念日の朝、気持ちのいい青空の下、散歩とラジオ体操を楽しんだ。気候がいいせいだろう、ラジオ体操に集まる人たちがだいぶ増えてきた。90歳の松田さんとは体操終了後に必ず一言交わす。「相変わらず元気ですね」という私に「浅野さんは60台ですか。60台が一番楽しかったな」と松田さん。そうか、70歳まで残り1年を切ったこの時期をせいぜい元気で楽しもう。
憲法記念日、しかも施行70年の節目、テレビ番組でも新聞紙面でも憲法の話題満載である。その中で、憲法改正に賛成か反対かの世論調査の結果が紹介されている。具体的な改正条項も示さずに、改正に賛成か反対かと訊かれても答えようがない。
私は憲法改正など必要ないという立場である。私と同じく昭和23年に誕生した日本国憲法は70年間一度も改正されずに、国民の間に定着している。改正しなければどうにもならないという条項があるわけではない。そんなところに憲法改正の発議をして国民投票にかけ、国論を二分する必要など全くない。「まずは、国民に受け入れられる改正条項から始めよう」という「お試し改正」は70歳を過ぎた憲法に対する侮辱である。
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