浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』

ジョギング日記         

2016.5.27.(金)

オバマ大統領の広島訪問

 13時、「公益社団法人日本フィランソロピー協会」の理事会。会長である私が議長を務める。今日の理事会では、事業報告、貸借対照表の説明など型どおりの議題のほかに、内閣府からの報告要求に関する件について議論がなされた。この報告要求というのは、公益法人の監督を所管する内閣府内の「公益認定等委員会」からなされたもので、詳細は省くが、法人の財務運営についての報告を求められたものである。どういう報告にするかということで理事の間で議論があった。錚々たる経歴の理事ばかり。議論は内容のあるものであり、結果は、全員一致でまとまった。高橋陽子理事長がとてもがんばっていることを印象づけて、理事会は無事終了した。

 伊勢志摩サミットは、世界経済について「新たな危機に陥ることを回避するため、全ての政策対応を行う」などとした首脳宣言を採択して閉幕した。テロ対策にG7が主導的役割を果たすこと、中国の海洋進出への懸念、北朝鮮の核実験・ミサイル開発への非難も議論された。

 その後のオバマ米国大統領の広島訪問のほうがインパクトが大きい。17分間に及ぶ演説は謝罪の言葉はないものの、格調高いものであった。これが歴史的訪問であったことはまちがいない。このことの成果は、時間はかかるが確実に現れるであろう。  「安倍首相消費税率引き上げ再延期へ」という報道があるが、これについては正式表明があってから書くことにする。


2016.5.26.(木)

四人会

 月に1回のがんセンターでの受診のため、築地へ。これが大変だった。いつもの東海道線が人身事故で全面運転見合わせとなり、やむなく、東横線で中目黒から日比谷線で東銀座のコースとなった。その東横線では久しぶりの満員電車を経験した。検査結果はクレアチニンの値が高いのを除いて順調。

 夜は、新宿歌舞伎町の「酒肴蔵 京丹後屋」にて「四人会」。寺島実郎、残間里江子、生島ヒロシと私の四人で談論風発の会を続けている。私以外の面々は、いずれも超多忙でなかなか日程調整ができない。やっとのことで実現した例会である。歌舞伎町でやるのは初めて。面々は、店に辿り着くまでの道で、いろんな人に声を掛けられたらしい。「知の巨人」寺島さんの縦横無尽の話に一同感心し、いつもの悪口講座では大笑い。ともかく、愉快な会合だった。


2016.5.25.(水)

厳正な目の第三者の選任-舛添知事

 今日の授業「基本行政学」(第6回)は、「公務員の任用制度」がテーマ。私自身が厚生省に採用された経緯を話した。リアクションペーパー(出席カード)提出者240名の中には、「先生の昔話が面白かった」というのが多数。「授業が面白かった」というのが、もっと多いといいのだが。中には、「先生が舛添問題でテレビに出ているのを見ました」というのも数人。テレビより授業のほうが面白いと思ってもらいたい。

 その舛添問題。舛添知事は「厳正な第三者」として元検事現弁護士の2人を選任したと発表した。氏名は明らかにせず、2人とも面識はないという。さてさて、厳正な調査結果はいつ出てくるのか、そしてその中身や如何。興味本位ではないつもりだが、興味津々である。  


2016.5.24.(火)

2日分、日記書きます

 昨日のこと。  

 仙台へ。「まどか長町」に母を訪ねる。週に2,3回来る敞子姉と同席。95歳にしては元気な身体と健康状態は変わりなし。難聴と記憶が薄れていること、同じことを何度も繰り返す「症状」はいつもどおり。これも年齢相応である。久しぶりの訪問を喜び、帰り際に寂しげなそぶりをするのもいつもどおり。これからは、もっと頻繁に顔を出さないといけないと思う。

 夜は、「鳥よし」で白木福次郎さん、深野せつ子さんと会食。ビールと冷奴、名物の焼き鳥は旨いしで会話がはずむ。そこに光子から栗ちゃんに電話が入る。「うちのにあんまり飲ませないでください」とのこと。  この日はこれで終わらない。東京駅に着いて、そのまま日本テレビへ。翌朝の「スッキリ」のため、カメラ回しの取材。舛添都知事問題である。帰りのタクシーの中で、翌日の「ひるおび」のための電話取材。これも舛添問題。帰宅して、11時過ぎからテレビ朝日で羽鳥慎一/橋下徹の司会で橋本大二郎、猪瀬直樹両元知事と一緒に出た番組を見る。結局就寝は、私としては珍しく、午前1時を回った。

 今日のこと  

 午前中、日刊ゲンダイの取材。「私の書棚」というシリーズで紹介される。自分の読書遍歴、好きな作家(山口瞳、山本周五郎)などを話して、取材が長引く私にしては珍しく、30分で終了。それからすぐに、TBSに向かう。またまた「ひるおび」出演である。話題は、またまたまた舛添問題。それなりに真面目にコメントして終了。今日もこれで終わらない。夜8時に明朝のテレビ朝日「モーニングショー」のため、カメラ回しの取材。またまたまたまた、舛添問題である。  


2016.5.22.(日)

G7財務相・中央銀行総裁会議

 暑い一日。テレビでは「熱中症に気をつけてください」と注意を促している。朝の散歩には、日焼け止めが欠かせない。気温は高くても、空気が乾いているので過ごしやすい。これが5月の暑さだ。

 仙台で開催されていたG7財務相・中央銀行総裁会議が21日閉幕した。会場として使われていた「ホテル佐勘」は、知事時代に家族で正月を過ごした由緒正しい素敵なホテルである。温泉も湯量が豊富でゆっくり楽しめる。宿泊費は、もちろん、すべて自費であった。

 会議の成果であるが、議長国の日本が訴えた財政出動は、英国とドイツが消極であり、「各国がそれぞれ判断する」ということになった。米国のルー財務長官が「今は経済危機の状況にはない」と言うように、危機感は後退気味であった。一方、タックス・ヘイブンを利用しての税逃れ対策では、各国がまとまった。

 財政出動がG7各国の全面的な賛意を得られなかったのは、危機感の後退だけが原因ではない。目の前の経済だけでなく、潜在成長率の低下といった「危機」に対応しなければならない。そのためには、経済の体質改善、つまり構造改革が急務であるということだろう。経済の構造改革の必要性は、特に、日本にあてはまる。そのことが明らかになったことが、今回のG7財務相会議の一番の成果ではないだろうか。  


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