2010.2.27
今回の私の病気(ATL=成人T細胞白血病リンパ腫)のことに関しては、大変ご心配をいただきました。おかげさまで、その後順調に治療を終えて、先日、2月3日に退院し、8ヶ月ぶりに横浜の自宅に戻ってまいりました。この間の、皆様からのお励ましに心から感謝を申し上げます。
この病気の性格上、退院ですべて憂いなしということにはなりません。高い確率で再発の可能性がありますし、GVHD(骨髄移植に伴う拒絶反応)の発生の可能性はまだまだ続きます。それを抑えるために、免疫抑制剤を今後1年ほどは服用し続けなければなりません。無理やり免疫力を低下させるのですから、感染症が発症するリスクが高くなります。主治医からは、自宅でも入院中のつもりで、気を緩めずにいてくださいと言われています。
こういったことはありますが、心配ばかりしていても仕方がありません。この戦いに必ず勝つという信念を持ちつつ、前向きに対処していきたいと考えております。
まずは、皆様の心遣いに心から感謝しつつ、退院の報告をさせていただきました。